トルコ旅行で、エフェソスとパムッカレの両方へ行きたい方は多いと思います。
ただ、実際に旅程を組もうとすると、
「エフェソスとパムッカレ、どっちを先に行けばいい?」
「イスタンブールからどうつなげるのが効率的?」
と迷いますよね。
結論からいうと、どちらを先にするかより、同じ道を戻らない“一筆書き”のルートにすることが大切です。
基本形としては、
が組みやすいです。
ただし、航空券の料金や発着時間によっては、
イスタンブール → デニズリ → パムッカレ → エフェソス → イズミル → イスタンブール
と逆回りする方が便利なこともあります。
この記事では、イスタンブールから、エフェソスとパムッカレを効率よく周遊する考え方を、できるだけシンプルにまとめます。
まず確認したいのは「イスタンブールを何時に出られるか」
エフェソスとパムッカレの順番を決める前に、まず確認したいのがイスタンブールを何時に出発できるかです。
たとえば、日本からトルコへ到着したその日に、そのまま国内線でイズミルやデニズリへ移動する場合。
一方で、イスタンブールを数日観光してから朝から移動できる場合。
同じ周遊旅行でも、使いやすいルートは変わります。
日本から到着した日にそのまま移動する場合
羽田や関空からターキッシュ エアラインズの直行便を利用し、イスタンブール到着後そのままイズミルへ乗り継ぐ方法もあります。
わたしもこのパターンをよく利用します。
ただし、国際線は予定より早く着くこともあれば、遅れることもあります。
入国審査や荷物の受け取り時間も読みにくいため、到着直後の予定は詰め込みすぎない方が安心です。
イスタンブール観光後に出発する場合
イスタンブールを観光したあと朝から動けるなら、イズミル行きとデニズリ行きの航空券を比較しやすくなります。
この場合は、
- 航空券の料金
- 到着時間
- 到着後の移動
- その日のうちにどこまで進めるか
まで見て、エフェソス先かパムッカレ先かを決めるのがおすすめです。
基本ルートは「エフェソス→パムッカレ」
迷ったら、まずは次のルートで考えてみてください。
イスタンブール
↓ 飛行機
イズミル
↓
セルチュク・エフェソス
↓ バスまたは鉄道
デニズリ・パムッカレ
↓ 飛行機または夜行バス
イスタンブール
イズミルから入り、デニズリから出ることで、同じ道を戻る必要がありません。
エフェソス観光の拠点はセルチュクまたはクシャダス
エフェソス観光の拠点として使いやすいのは、セルチュクとクシャダスです。
セルチュクは小さな町ですが、鉄道駅やオトガルがあり、エフェソス観光後にそのままデニズリ方面へ移動しやすいのがメリットです。
一方、クシャダスはホテルやレストランが多く、海沿いの町で滞在そのものを楽しみたい方にも向いています。
そして、クシャダスに泊まった場合でもパムッカレへ移動できます。
クシャダスのバスターミナルからデニズリまでは長距離バスがあり、デニズリ到着後にパムッカレ方面のバスやドルムシュへ乗り継ぎます。
つまり、
セルチュク泊 → デニズリへバスまたは鉄道
だけでなく、
クシャダス泊 → デニズリへ長距離バス
というルートも選べます。
公共交通を使ってパムッカレまで周遊するなら、鉄道というプランBも持てるセルチュクの方が私は旅程を組みやすいと思います。
ただし、ホテルの選択肢や海沿いでの滞在を重視するなら、クシャダスを拠点にしても問題ありません。
さるぱんちゃんエーゲ海を臨むクシャダスに滞在するメリットは滞在先の選択肢とレストランの選択肢が圧倒的にセルチュクより多いことです。
一方で、オトガルはホテルなどが並ぶ中心街から離れていますので移動が大変かもしれません。
クシャダスのドルムシュはたくさん走っているので行き先さえ分かればサクッと乗れると思います。
が!クシャダスのオトガルの前の交差点はものすごく渋滞するので時間に余裕を持っておくと安心です。
セルチュクからエフェソス遺跡までは、ドルムシュを使って移動できます。
乗り場や料金、乗り方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事
▶ セルチュクからエフェソスへドルムシュで行く方法


パムッカレ観光の拠点はデニズリまたはパムッカレ村
セルチュクやクシャダスからデニズリへ到着したら、そこからパムッカレへ移動します。
宿泊するなら、デニズリ市内またはパムッカレ村が候補です。
デニズリは交通の拠点として便利で、長距離バスや鉄道を使って次の都市へ移動しやすいのがメリット。
一方、パムッカレ村に泊まれば、朝から石灰棚やヒエラポリスへ向かいやすく、観光時間を取りやすくなります。
パムッカレは石灰棚だけでなく、古代都市ヒエラポリスや温泉プールも見どころです。エフェソスと同じく、1日近く観光時間を取ってもいいと思います。
関連記事
▶ パムッカレはトルコのどこ?行き方・見どころ・温泉・がっかりまで解説


パムッカレ→エフェソスの逆回りでもOK
もちろん、逆回りでも問題ありません。
イスタンブール
↓
デニズリ・パムッカレ
↓
セルチュク・エフェソス
↓
イズミル
↓
イスタンブール
このルートなら、最後にイズミルからイスタンブールへ戻れます。
どちらを先にするかは航空券で決めてもいい
エフェソス先とパムッカレ先で迷ったら、航空券を比較してみてください。
| ルート | こんなとき向いている |
|---|---|
| エフェソス→パムッカレ | イズミル行きの便が安い・時間がいい |
| パムッカレ→エフェソス | デニズリ行きの便が安い・時間がいい |
周遊旅行では、
イスタンブール⇔イズミル
の往復航空券を買う必要はありません。
たとえば、
行きはイスタンブール→イズミル
帰りはデニズリ→イスタンブール
と、片道ずつ購入できます。
逆回りなら、
行きはイスタンブール→デニズリ
帰りはイズミル→イスタンブール
です。
「絶対にこの順番」と決めるより、自分の旅行日に使いやすい航空券を選ぶ方が効率的です。



ざっと調べてみると、
料金はイスタンブール・イズミル間の方が若干お得です。
セルチュクとデニズリの間は陸路で移動できる
エフェソスとパムッカレの間は、セルチュクとデニズリをつなげて考えます。
主な移動手段は、
- 長距離バス
- TCDDの列車
です。
飛行機を使うほどの距離ではないため、この区間は陸路でつなぐのが自然です。



TDCCの列車は料金が安いです。
最新の料金は公式サイトか最寄りの駅で確認してください。
個人のSNSでの発信情報は参考程度に。
トルコの物価は運賃や入場料を含めて極めて流動的です。
安価な移動方法ゆえに乗車率も高く、満席の場合は立ち乗りとなります。
公式サイトでは自由席と指定席が同額なので指定席を購入するといいと思います。
イズミル空港はAdnan Menderes Havalimanıです
バスが基本、鉄道も選べる
長距離バスは使いやすい移動手段ですが、列車という別の選択肢もあります。
この複数の移動手段があるという点は、個人旅行ではかなり助かります。
トルコ個人旅行はプランB・Cも知っておく
トルコ国内を個人で周遊するなら、ひとつの交通手段だけを前提に旅程を組まない方が安心です。
特にオフシーズンは、長距離バスの本数が少なくなったり、運行状況が変わることがあります。
飛行機も、遅延や欠航の可能性があります。
そのため、
プランA:バス
が難しければ、
プランB:列車
それも合わなければ、
プランC:宿泊して翌日移動
くらいまで考えておくと安心です。
最短ルートをひとつ覚えるより、代わりの行き方を知っている方が、現地で予定が崩れたときに立て直しやすいです。
オフシーズンは交通機関の本数に注意
春から秋の観光シーズンと、冬のオフシーズンでは、交通機関の使いやすさが同じとは限りません。
特に地方を走る長距離バスは、旅行前に最新の運行状況を確認しておくことをおすすめします。
「予約画面に出ていたから大丈夫」と思い込まず、出発前にもう一度確認しておくと安心です。



トルコでは結構あるあるなんですね。
人数が集まらなかったら直前でキャンセル、わたしも体験したことがあります。
そうなった場合はまず登録している電話番号にメールでトルコ語でお知らせが来ます。
乗り場のオトガルに行って代替案、もしくは返金手続きを行う流れです。
自力周遊とツアー、どちらがおすすめ?
エフェソスとパムッカレは、公共交通を使って自力で周遊できます。
ただし、交通機関をいくつか組み合わせる必要があります。
自力旅行がおすすめの人
- 旅行費用を抑えたい
- 日程を自由に組みたい
- バスや鉄道での移動も楽しみたい
- 予定変更にもある程度対応できる
- こういう計画を立てるのが大好き
ツアーがおすすめの人
- 初めてのトルコ旅行
- 旅行日数が短い
- スーツケースを持って何度も移動したくない
- 交通機関の変更対応をしたくない
- 旅程を考えるのが苦手だ
全部自力か、全部ツアーか、の二択にする必要もありません。
必要な移動や現地手配だけ旅行会社に相談する方法もあります。
\ GetYourGuideで探す /
パムッカレで検索
カッパドキアまで入れるならさらに一筆書きを意識
イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、エフェソスまで回る場合も、考え方は同じです。
なるべく同じ場所へ戻らず、
東から西へ、または西から東へ流れるように移動する
と効率的です。
エフェソス+パムッカレ周遊でよくある質問


エフェソスとパムッカレは何泊必要?
セルチュクは小さな街ですが、聖母マリアの家、アルテミス神殿、博物館など見どころがあるので、観光だけでも1日は必要かと思います。
パムッカレも石灰棚だけでなく、古代都市ヒエラポリスまで見どころがあります。
エフェソスとパムッカレは、それぞれ1日ずつ観光時間を取ってもいいと思います。



セルチュクに泊まるなら、エフェソスだけ見て終わるのはもったいないです。
わたしの推しは、聖ヨハネ教会、イサベイ・モスク、Seven Sleepers。
Seven Sleepers近くの同名のレストランのギョズレメが最高です。
「トルコの田舎をのんびり感じたい」と考えている人は2、3泊してもいいかなとも思います。
エフェソスからパムッカレは日帰りできる?
移動自体はできますが、エフェソス観光後に再びセルチュクへ戻るより、そのままパムッカレ方面へ進む方が効率的です。



ただし、朝イチでセルチュク出発、パムッカレ観光をしてセルチュクに夜戻るのは可能ですがかなりタイトです。
クシャダス発の日帰りツアーに参加するのもいいかもしれません。
ツアーは専用車で回るので実現可能ですが、少ない便数の鉄道やバスを駆使して日帰りはかなり厳しいと思います。
\ ホテル送迎・ランチ付き /
レンタカーは必要ですか?
必須ではありません。
飛行機、長距離バス、鉄道などを組み合わせて周遊できます。
結局どっちを先に行けばいい?
迷ったら、
イスタンブール → イズミル → エフェソス → パムッカレ → デニズリ → イスタンブール
を基本に考えてみてください。
ただし、デニズリ行きの航空券の方が安く、時間も良ければ逆回りで問題ありません。
まとめ|どっち先より「一筆書き+プランB・C」
エフェソスとパムッカレを周遊するなら、私はまず、
イスタンブール → イズミル → エフェソス → パムッカレ → デニズリ → イスタンブール
で考えます。
ただし、航空券の料金や時間によっては逆回りでもOKです。
大切なのは、
- 同じ道を何度も戻らない
- 航空券は片道ずつ比較する
- バス以外の移動方法も知っておく
- オフシーズンは最新の運行状況を確認する
- プランB・Cまで考えておく
この5つです。
「このルートしかない」と決めつけず、予定が崩れても立て直せる旅程にしておく。
それが、エフェソスとパムッカレを個人旅行で効率よく回るコツです。








