セルチュクからエフェソス遺跡への行き方|ミニバスの乗り場・料金・見どころを解説

セルチュクからエフェソス遺跡へは、トルコの乗合ミニバス「ドルムシュ」で行くことができます。

エフェソスはトルコ語で「Efes(エフェス)」と呼ばれるため、オトガルで「エフェス」と案内している車両を探しましょう。

確実に乗りたい方や座席を確保したい方は、セルチュクの新オトガルから乗るのがおすすめです。

旧オトガルからエフェソス行きのドルムシュは出発していませんが、旧オトガル周辺の道路から途中乗車することはできます。

しかし、ハイシーズン中、中心部は車も人も多く、すでに満員の場合は停まらないこともあります。

この記事では、セルチュクに到着したあと、エフェソス遺跡までドルムシュで行く方法を中心に、乗り場の見つけ方、料金を支払うタイミング、2つの入口の違い、現地で見逃したくない見どころまで紹介します。

ドルムシュとミニバスは違う?

ドルムシュは、トルコで利用されている乗合ミニバスです。

観光記事では「ミニバス」と書かれていることもありますが、本記事では現地で使われている呼び方に合わせて「ドルムシュ」と表記します。

さるぱんちゃん

車両の大きさや色、デザインもいくつかあるのでちょっとわかりにくいところもあるかもしれません。
エフェソス行きは大体白ですが、おじさんに聞いてください。
「エフェス?」で通じます。

目次

セルチュクからエフェソス遺跡へドルムシュで行く方法

まずは、セルチュクからエフェソス遺跡への行き方を詳しく見ていきましょう。

結論|確実に乗るなら新オトガルがおすすめ

エフェソス遺跡行きのドルムシュは、セルチュクの新オトガルから出発します。

旧オトガル周辺や街中から途中乗車することもできますが、確実に乗りたい方は新オトガルへ向かいましょう。

乗車場所特徴向いている人
新オトガル始発なので座りやすく、車両を見つけやすい初めて利用する人、大きな荷物がある人
旧オトガル周辺中心部から乗れるが、ドルムシュはここから出発しないセルチュク中心部に滞在している人

新オトガルから乗れば、発車前に座席を確保できる可能性があります。

街中から乗るためにドルムシュを待つ必要もなく、満員の車両に置いていかれる可能性も低くなります。

さるぱんちゃん

昔は立ち乗りとかぎゅうぎゅうな乗車率で回っていたのですが、
規制が厳しくなり、満員だと、止まってくれたりもするのですが、
次のに乗れ、と(トルコ語で)言われてドアをパタンと閉じられます。

セルチュクのオトガルは2024年に移転している

セルチュクのオトガルは、2024年11月に中心部から北側へ移転しました。

長距離バスの発着も新オトガルへ移っています。古い旅行記事や地図の口コミには、中心部にあった旧オトガルの情報が残っていることがあるため注意してください。
セルチュク市も2024年10月31日に新オトガルの開業を告知しています。

旧オトガルと新オトガルは、同じ場所ではありません。

「オトガルからエフェソス行きに乗る」と書かれている記事を見た場合は、いつ書かれた情報なのかも確認しましょう。

さるぱんちゃん

旧オトガルは中心街にあったので便利でした。
新オトガルは大きくなった分遠くなってしまったのでちょっと不便です。
その辺りも考慮して滞在先を決めるといいかもしれませんね。
中心街から新オトガルまでは大通りを一直線で進んでいけばいいのですが、歩くには距離があります。
鉄道からセルチュク入りした場合は、駅からエフェス行きのドルムシュは拾えないので、大通り(Atatürk Cd.アタトゥルク通り)に出ます。
街中でもドルムシュが走っていますが、エフェソス行きが走っているのは大通り(Atatürk Cd.かDr. Sabri Yayla Blv.)になります。

エフェソスはトルコ語で「エフェス」

エフェソスは、トルコ語で「Efes(エフェス)」と呼ばれます。

新オトガルでは、運転手や周囲の男性たちが、

エフェス、エフェス

と行き先を呼んでいることがあります。

エフェソス遺跡へ行く場合は、その声を目印にドルムシュを探しましょう。

フロントガラスに「EFES」または「PAMUCAK」と表示された車両が見つかることもあります。

乗る車両が分からなければ、ドライバーや周囲の人に、

Efes?

と聞けば伝わります。

ドライバーが英語を話せるとは限りませんが、「Efes」と人数を英語の数字で伝えれば、たいてい何とかなります。

2人なら、

Efes, two.

程度でも大丈夫です。

「Efes」と聞くと、トルコのビールを思い浮かべる方もいるかもしれません。

トルコを代表するビールの一つ「Efes」と、エフェソスのトルコ語名は同じ表記です。

さるぱんちゃん

オトガルでおじさんたちが「エフェス」と呼んでいる場合は、ビールの販売ではなく、エフェソス方面の案内だと思ってください。

新オトガルでは発車前の車両に乗る

こちらのはシリンジェ行きのドルムシュ
このように行き先が書いてあるものもあります

エフェソス行きのドルムシュを見つけたら、発車前でもそのまま乗り込み、空いている席に座ることができます。

ドルムシュは、日本の路線バスのように時刻表があるわけでなく、時間どおり発車するとは限りません。

乗客が集まるまで、車内でしばらく待つこともあります。

さるぱんちゃん

ただし、地元民の出勤、帰宅時間は15分から20分間隔で発車します。

すぐ出発しないからといって、車両を間違えたとは限らないので、そのまま待ちましょう。

新オトガルから乗る最大のメリットは、座席を確保しやすいことです。

特に、次のような方は新オトガルから乗るのがおすすめです。

  • 暑い時期に訪れる方
  • 大きなバックパックやスーツケースがある方
  • 確実にドルムシュへ乗りたい方
  • 初めてトルコのドルムシュを利用する方
  • 道でタクシーを拾うようにドルムシュを拾う自信がない方

セルチュクのドルムシュには、エアコンがよく効かない車両もあります。

夏は発車を待っているだけでも暑いため、乗車前に水を用意しておきましょう。

旧オトガルからドルムシュは出発していない

2026年7月にセルチュク在住のわたしの義母へ確認したところ、現在、エフェソス行きのドルムシュは旧オトガルからは出発していません。

さるぱんちゃん

2025年9月に内陸大学都市エスキシェヒルに引っ越しましたが、
セルチュクには2017年から住んでいました。

ただし、新オトガルを出発したドルムシュがセルチュク中心部を通るため、旧オトガル周辺から途中乗車することはできます。

インターネット上で見かける「旧オトガルから乗れる」という情報は、

旧オトガルを始発として出発する

という意味ではなく、

旧オトガル周辺を通るドルムシュへ途中乗車できる

という意味で使われている可能性があります。

この違いを知っておくと、旧オトガルで発車を待ち続けずに済みます。

旧オトガル周辺から途中乗車する方法

セルチュク中心部から乗る場合は、İpek Çöp Şiş Houseとマクドナルドがある交差点周辺が目印になります。

車両のフロントやフロントガラスに「EFES」または「PAMUCAK」と表示されたドルムシュが近づいてきたら、道路沿いで手を挙げて停めます。

さるぱんちゃん

ドライバーもお客さんを乗せたいので止まってくれたりもします。

乗り込む前に、ドライバーへ「Efes?」と確認しておくと安心です。

ただし、この交差点周辺は交通量が多く、かなり混雑します。

ドルムシュを見つけることに集中しすぎず、道路を横断するときは周囲の車にも十分注意してください。

さるぱんちゃん

あの辺りは、あり得ないような事故がよくあるので十分気をつけてください。
特にバイク。
セルチュクではちょっとやんちゃなバイク乗りが目立ちます。

可能であれば、交差点の中心部より少し新オトガル側で待った方が、落ち着いて乗りやすいかもしれません。

セルチュク中心街と新オトガルの
ちょうど真ん中くらいにあるセルチュク城
こっち側からエフェソス行きに乗ります
この辺りから拾ってもいいかもしれませんが、
ハイシーズンはクシャダスからの観光客が
第一便で乗り込んでいる可能性があります。

街中から乗ると満員で停まらないこともある

ドルムシュがすでに満員の場合、手を挙げても停まってくれないことがあります。

特に観光シーズンは利用者が多く、次の車両を待つ可能性もあります。

そのため、

  • 時間に余裕がない
  • 大きな荷物がある
  • 必ず座りたい
  • 暑い道路沿いで待ちたくない

という方は、新オトガルから乗る方が安心です。

ドルムシュの料金を支払うタイミング

ドルムシュでは、料金をトルコリラの現金で支払うのが基本です。

新オトガルから発車前のドルムシュに乗った場合は、ドライバーや係の人が車内を回り、料金を徴収することがあります。

乗った直後に支払わなかったとしても、慌てなくて大丈夫です。

発車前におじさんが料金を集めに来るまで、そのまま座って待ちましょう。

街中から途中乗車した場合は、乗車後にドライバーへ料金を支払います。

車が走っている最中に無理に渡そうとせず、信号待ちなどで停車したタイミングに渡すとスムーズです。

ドライバーに「Efes」と人数を伝えれば、支払う金額を示してくれます。

さるぱんちゃん

じっと見ていると、みんながこぞって支払う場面に出くわすかもしれません。
後部座席の人がお金を前の人に渡していく様子はとても面白いです。
お釣りもバケツリレーのように返っていきます。

最新料金は車内の張り紙で確認する

ドルムシュの料金は年々変わります。

古い旅行記事に書かれている金額をそのまま当てにせず、乗車した車内で最新料金を確認してください。

料金表は、次のような場所に張られていることがあります。

  • ドライバーの頭上
  • 車内前方
  • 入口正面の壁

料金表の隣に、最終便の目安が書かれている場合もあります。

掲示が見つからなければ、ドライバーにお金を見せながら「How much?」と聞いてもよいでしょう。

運行時刻や料金は変更される可能性があるため、現地での確認が必要です。

さるぱんちゃん

ドルムシュの料金はとても流動的です。
全て、ガソリン価格の変動によって変わります。
1シーズン内でコロコロ変わったりもするので気をつけてください。
大体エフェソス行きとクシャダス行きの料金が車内に貼ってあります。
クシャダスまでいかないのにクシャダス料金を払わないように注意してください(逆も然り)。

ユーロ払いはお釣りに注意

ドルムシュでユーロを受け付けてくれることもありますが、基本的にはトルコリラを用意しましょう。

ユーロで支払えたとしても、ユーロでお釣りが返ってくるとは限りません。

また、高額紙幣しか持っていない場合、ドライバーがお釣りを充分に持っていないことも稀にあります。

できるだけ小額のトルコリラを用意しておくと安心です。

大きなバックパックやスーツケースがある人は注意

ドルムシュの車内は広くありません。

大きなバックパックやスーツケースを持っていると、通路や座席をふさいでしまい、少し気まずく感じることがあります。

海外からの旅行者が大きな荷物を持って乗ること自体は珍しくありませんが、荷物は足元や膝の上へ寄せ、できるだけ周囲の邪魔にならないようにしましょう。

大きな荷物がある場合は、途中乗車ではなく、新オトガルから発車前の車両へ乗る方が安心です。

ドルムシュに乗るのも個人旅行の楽しみ

ドルムシュは、乗り場や料金を支払うタイミングが少し分かりにくく、初めて乗るときはちょっとしたスリルがあります。

それでも、地元の人に混ざって移動する体験は、個人旅行ならではの楽しさです。

「本当にこの車で合っているのだろうか」と少し不安になりながら乗り込み、無事にエフェソスへ到着したときの小さな達成感も、旅の醍醐味の一つだと思います。

さるぱんちゃん

セルチュクという小さな街を一歩出て、山の中に進んでいくドルムシュからの風景はおそらく太古からそんなに変わっていないんじゃないかなぁと思うのです。
チケットを買って入場すると、おおおおおおおおっとみんな声を上げます。
感動です。わたしも3回か4回くらい行きました。

ドルムシュはエフェソス遺跡の北ゲートに到着する

セルチュクからのドルムシュは、エフェソス遺跡の北ゲート側へ到着します。

観光記事では、北ゲートを「下側入口」または「Lower Gate」と表記していることもあります。

到着した場所は、帰りのセルチュク行きドルムシュへ乗る場所でもあるため、周囲の景色を確認しておきましょう。

エフェソス遺跡には入口が2つある

エフェソス遺跡には、北ゲートと南ゲートの2つの入口があります。

入口別の呼び方特徴
北ゲート下側入口・Lower Gateドルムシュで行きやすく、大劇場に近い
南ゲート上側入口・Upper Gate遺跡内をおおむね下りながら見学できる

ドルムシュ利用なら北ゲートから入る

セルチュクからドルムシュで訪れる場合は、北ゲートから入ります。

帰りもドルムシュを利用する場合は、遺跡見学後に北ゲートへ戻らなければなりません。

南ゲート側には通常ドルムシュが通らないため、南ゲートへ抜けたあとに公共交通でそのまま帰ることは難しくなります。

歩く負担を減らすなら南ゲートから北ゲートへ

エフェソス遺跡内には坂があります。

タクシーやツアーで南ゲートまで行き、北ゲートへ向かって下りながら見学すると、比較的歩く負担を減らせます。

一方、北ゲートから入る場合は、大劇場やケルスス図書館側から坂を上るルートになります。

足腰に不安がある方や真夏に訪れる方は、入口の違いも考えて交通手段を選びましょう。

帰りのドルムシュも北ゲート側から乗る

セルチュクへ戻るドルムシュは、到着時と同じ北ゲート側から乗ります。

遺跡へ入る前に、次の3点を確認しておくと安心です。

  • 帰りの乗り場
  • 最終便の目安
  • セルチュク行きドルムシュの表示

帰りの時間が遅くなりそうな場合は、乗車時にドライバーへ最終便を確認しておきましょう。

エフェソス遺跡のチケット売り場は混雑する

エフェソス遺跡は、トルコ国内だけでなく、ヨーロッパをはじめ世界各国から観光客が訪れる人気の遺跡です。

ハイシーズンにはチケット売り場に長い列ができ、購入までかなり時間がかかることがあります。

クルーズ船からの団体客や大型ツアーが到着する時間と重なると、急に混雑することもあります。

「到着したらすぐ入れる」と考えず、チケット購入や入場手続きの時間も予定に入れておきましょう。

入場料や営業時間は変更される可能性があります。

エフェソス遺跡の公式案内では、現在の営業時間のほか、夏季の夜間開館日も案内されています。訪問前に最新情報を確認してください。

エフェソス遺跡は日陰が少ない

エフェソス遺跡内には、日差しを避けられる場所があまりありません。

夏は強い日差しに加え、石畳や大理石からの照り返しもあります。

一度遺跡内へ入ると、冷房の効いた建物へ簡単に逃げ込める場所も限られます。

暑い時期は、次のものを用意しましょう。

  • 帽子
  • 飲料水
  • 日焼け止め
  • サングラス
  • 歩きやすく滑りにくい靴
  • 日傘

できるだけ朝早い時間から見学を始めるのがおすすめです。

ドルムシュにもエアコンがない場合があるため、遺跡へ到着する前から暑さ対策をしておきましょう。

さるぱんちゃん

秋から冬にかけて、強風な日が続いたりします。
セルチュクの冬は基本雨季になり、雨の日が続いたりします。
3月くらいになると雨季がおさまってきますが、
近年の気候変動でなんとも言えません。
セルチュクは地理的にちょっと内に入っているので夏はクシャダスやイズミルと比べて暑いです。
エフェソス見学は夏場は朝一がおすすめです。

エフェソス遺跡の主な見どころ

エフェソス遺跡には、巨大な図書館や劇場だけでなく、壁や地面に残された小さなレリーフもあります。

有名な建築物に目を奪われがちですが、場所を知らないと通り過ぎてしまう見どころにも注目してください。

エフェソスは、ヘレニズム、ローマ帝国、初期キリスト教時代の文化を伝える遺跡として、2015年にユネスコ世界遺産へ登録されています。

ケルスス図書館

エフェソス遺跡を代表する建物が、ケルスス図書館です。

ファサードの天井のレリーフ
いいカメラならもっといい画像が撮れるはずです

日本語では「セルシウス図書館」と表記されることもあります。

現在残っている正面部分には、柱や彫像、細かな装飾が施されており、写真で見るよりも大きく感じられます。

ハイシーズンは図書館前がかなり混雑します。

人が少ない写真を撮りたい場合は、朝早く訪れるか、団体客が移動するタイミングを少し待ってみてください。

エフェソスの大劇場

北ゲート側にある大劇場は、エフェソスの中でも特に規模の大きな建造物です。

大きすぎて収まりません

下から見上げるだけでも迫力があります。

上の方まで登る場合は、急な段差や暑さに注意してください。

真夏は石が熱を持ち、日陰もほとんどありません。体力と気温を考え、無理をしないようにしましょう。

クレテス通り

クレテス通りは、ヘラクレス門付近からケルスス図書館方面へ続く石畳の通りです。

通りの両側には、神殿、噴水、住居跡などが並び、古代都市の中を歩いているような感覚を味わえます。

石畳は場所によって滑りやすく、段差もあります。

底が平らなサンダルより、滑りにくいスニーカーなどがおすすめです。

スポーツブランドNIKEの由来となった勝利の女神ニケ

エフェソスには、翼を広げた勝利の女神ニケのレリーフがあります。

「Nike」は、ギリシャ神話に登場する勝利の女神の名前です。

日本語では「ニケ」、英語読みでは「ナイキ」と発音され、スポーツブランドNIKEの名前の由来としても知られています。

エフェソスのニケは、ケルスス図書館のような巨大な建造物ではありません。

周囲の遺構に気を取られていると、気づかず通り過ぎてしまう可能性があります。

写真を見ながら、翼や衣服の流れにも注目してみてください。

売春宿を示すとされる足形のサイン

エフェソスには、ハートに向けられた足などが彫られた石があります。

これは古代の売春宿へ案内するためのサインだったといわれ、「世界最古の広告の一つ」として紹介されることがあります。

ただし、彫刻が実際に何を意味していたのかについては諸説あります。

ケルスス図書館や大劇場だけでなく、こうした足元の小さなサインを見ると、古代都市で暮らしていた人々をより身近に感じられます。

ハドリアヌス神殿

クレテス通り沿いにあるハドリアヌス神殿は、正面のアーチや細かな彫刻が美しい建物です。

規模はケルスス図書館ほど大きくありませんが、近くで見ると装飾の細かさがよく分かります。

テラスハウス

テラスハウスは、古代エフェソスの裕福な人々が暮らしていた住居跡です。

床のモザイクや壁画が残っており、神殿や劇場とは異なる「暮らしの場所」としてのエフェソスを感じられます。

ユネスコも、壁画、モザイク、大理石装飾が残るテラスハウスを、ローマ時代の上流層の生活を伝える遺構として紹介しています。

エフェソス遺跡の営業時間・入場料

エフェソス遺跡は毎日開館しています。

夏季は夜間見学も実施されるため、日中の暑さを避けて見学することもできます。ただし、夜間見学を実施する曜日や期間、利用できる入口は限られています。

項目営業時間・料金
通常営業時間8:00〜19:00
夜間見学水・木・金・土曜日の19:00〜23:00
夜間のチケット窓口22:00まで
夜間に利用できる入口北ゲート(下側入口)のみ
テラスハウス9:00〜18:00
基本入場料40ユーロ
テラスハウス別途15ユーロ

夜間見学は、通常は6月1日から10月1日までの期間に実施されます。

ただし、貸切イベントなどがある場合は、夜間見学が行われない可能性があります。訪問前に公式サイトで対象日を確認してください。

外国人観光客向けの基本入場料は40ユーロで、デジタル・エフェソス・エクスペリエンス・ミュージアムが含まれています。

テラスハウスは基本チケットには含まれず、見学する場合は別途15ユーロが必要です。

営業時間や料金は変更されることがあります。特に最終入場時刻や夜間開館日は、訪問直前に最新情報を確認しておきましょう。

エフェソス遺跡の所要時間

エフェソス遺跡の見学時間は、どこまで見るかによって変わります。

観光内容所要時間の目安
主な見どころを中心に歩く2〜3時間
テラスハウスも見学する3〜4時間
写真を撮りながらゆっくり回る半日程度

北ゲートから入って北ゲートへ戻る場合は、遺跡内を往復する時間も必要です。

さらに、ハイシーズンはチケット売り場や遺跡内の混雑によって時間がかかります。

帰りのドルムシュに間に合うよう、時間に余裕を持って見学しましょう。

ドルムシュでの移動が不安なら日本語ツアーもある

セルチュクに滞在している場合は、新オトガルからドルムシュを利用してエフェソス遺跡へ行くことができます。

一方、クシャダスに滞在している方や、聖母マリアの家も一緒に回りたい方には、送迎付きの現地ツアーが便利です。

GetYourGuideには、クシャダスからエフェソス遺跡、聖母マリアの家、アルテミス神殿を巡る日本語ガイド対応ツアーがあります。

エフェソス遺跡の歴史や建物の意味を日本語で聞けるほか、公共交通では行きにくい聖母マリアの家へもまとめて移動できます。

次のような方は、ツアーを利用する方が安心です。

  • クシャダスのホテルやクルーズ港から向かう方
  • 聖母マリアの家も見学したい方
  • 遺跡の歴史を日本語で詳しく知りたい方
  • チケット売り場の混雑や移動手段を気にしたくない方
  • 暑い時期にドルムシュを待ちたくない方

一方、セルチュクの街に滞在し、自分のペースで写真を撮りながら見学したい方には、ドルムシュでの個人観光が向いています。

※対応言語やツアー内容は変更されることがあります。予約時に、希望する日程で日本語ガイドを選択できるか確認してください。

\ セルチュクを効率よく回れる /

まとめ|新オトガルから「エフェス」行きに乗ろう

セルチュクからエフェソス遺跡へは、新オトガル発のドルムシュで行くことができます。

エフェソスはトルコ語で「Efes(エフェス)」と呼ばれるため、オトガルで「EFES」または「PAMUCAK」と表示された車両を探しましょう。

旧オトガルからエフェソス行きのドルムシュは出発していませんが、İpek Çöp Şiş Houseとマクドナルドがある交差点周辺など、中心部から途中乗車することはできます。

ただし、この付近はかなり混雑します。

満員の車両が停まらないこともあるため、確実に乗りたい方、座りたい方、大きな荷物がある方は、新オトガルから乗るのがおすすめです。

料金はトルコリラの現金で支払い、最新料金と最終便は車内の掲示やドライバーに確認してください。

エフェソス遺跡へ到着したら、ケルスス図書館や大劇場だけでなく、勝利の女神ニケのレリーフや、古代の広告といわれる足形も探してみましょう。

乗り方が少し分かりにくいドルムシュですが、地元の人に混ざって移動する体験も個人旅行の楽しみです。

暑さと時間に余裕を持ち、古代都市エフェソスをゆっくり楽しんでください。

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この記事を書いた人

さるぱんちゃんのアバター さるぱんちゃん トルコびいきの旅ノート管理人

広島県出身。アメリカで約20年暮らしたあと、2017年からトルコに移住。トルコ人の夫と暮らしながら、イスタンブールをはじめとする観光地、地方都市、世界遺産、市場、食文化、日々の暮らしなどを取材・発信中。

初めてトルコを訪れる前、「行ってみたい気持ちと、少し身構えてしまう気持ち」が同居する感覚に、英語の apprehensive(これから起きることに対して、不安や心配を感じているという意味)という言葉が重なった経験を持つ。

旅行者としての不安を置き去りにせず、現地で暮らす中で得た実感も交えながら、初めてのトルコ旅行に役立つ情報を発信。

市場、朝ごはん、地方都市、見慣れない食材を見ることが趣味。旅先では観光地だけでなく、スーパーや食料品売り場ものぞくタイプ。世界遺産検定保持者。

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