トルココーヒーは、飲んで終わりではありません。
カップの底に残ったコーヒー粉を使い、模様から未来を読み取る「コーヒー占い」まで楽しめます。
コーヒーを飲んだ後、カップをソーサーの上にひっくり返す光景を、テレビやSNSで見たことがある方もいるのではないでしょうか。
また、トルココーヒーといえば、熱した砂の上で小さなポットを動かしながら淹れる様子も印象的です。
「コーヒーに砂が入るの?」
「飲み終わった粉をどうやって占うの?」
と、不思議に思いますよね。
トルコのイスタンブールのカフェで占ってもらうこともできますが、イスタンブールとカッパドキアでは、豆を挽いてコーヒーを淹れ、飲み終わったカップで占いまで楽しめるワークショップに参加できるのをご存知でしたか?
この記事では、トルココーヒーの特徴や砂で淹れる仕組み、占いのやり方と見方、本場で参加できるコーヒー体験を紹介します。
トルココーヒー占いは、飲み終わったカップに残る粉の模様から、仕事や恋愛、旅、人間関係などを読み取る占いです。
イスタンブールとカッパドキアでは、トルココーヒー作りから占いまで一度に楽しめるワークショップも開催されています。
トルココーヒー占いを体験するならどっち?
わたしが調べてみると、トルココーヒー作りと占いは、イスタンブールとカッパドキアの両方で体験できます。
どちらも豆を挽き、自分でコーヒーを淹れ、飲み終わったカップで占いを楽しむワークショップですが、所要時間や内容に違いがあります。
| 比較項目 | イスタンブール | カッパドキア |
|---|---|---|
| 所要時間 | 約2時間 | 約1時間 |
| 主な内容 | コーヒー文化の解説、豆挽き、抽出、占い | 豆挽き、砂での抽出、占い |
| 特徴 | 歴史や文化までじっくり学べる | 砂で淹れる珍しい工程を体験できる |
| 対応言語 | 英語・トルコ語 | 英語・トルコ語 |
| 向いている人 | コーヒーを深く知りたい人 | 短時間で印象的な体験をしたい人 |
トルココーヒーの歴史や文化まで知りたい方にはイスタンブール、熱した砂で淹れる工程を楽しみたい方にはカッパドキアがおすすめです。
イスタンブールで体験する
豆を挽くところから始め、トルココーヒーの歴史や文化についても学べます。
約2時間かけてじっくり体験できるため、コーヒーが好きな方や、帰国後も自分で淹れてみたい方におすすめです。
カッパドキアで体験する
熱した砂の上でジェズヴェを動かしながら、トルココーヒーを淹れます。
約1時間なので、気球や奇岩観光の合間にも予定を入れやすく、砂で淹れる珍しい体験をしたい方におすすめです。
※両ワークショップとも、対応言語は英語とトルコ語です。作業は講師の動きを見ながら進められますが、占い結果を詳しく理解したい方は翻訳アプリを準備しておくと安心です。
※料金、開催時間、体験内容は変更される場合があります。最新情報は予約ページでご確認ください。
トルココーヒー占いとは?
トルココーヒー占いとは、飲み終わったカップの内側に残るコーヒー粉の模様を読み取る占いです。

トルコ語では、占いを「ファル(fal)」、コーヒー占いを「カフヴェ・ファル(kahve falı)」などと呼びます。
飲み終わったコーヒーの粉で未来を占う
フィルターでこさずにカップへ注ぐ
上澄み部分だけをゆっくり飲む
飲み終わった後には、カップの底や側面に濃いコーヒー粉が残ります。
粉が内側を伝って流れ、さまざまな模様が現れます。
鳥や道、人の姿、ハート、山のように見える模様から、これから起こる出来事を読み取っていくのがトルココーヒー占いです。
トルコでは友人同士でも楽しむ身近な文化
トルココーヒー占いは、専門の占い師だけが行うものではありません。
コーヒーを飲んだ後、友人や家族同士でカップを見ながら、
「これは鳥に見えるから、もうすぐ知らせが来るかも」
「長い道が見えるから、旅行へ行くんじゃない?」
と楽しむこともあります。
未来を絶対に当てるというより、コーヒーを囲んだ会話の一つとして親しまれている面もあります。
とはいえ、トルコ人なら誰でも占いができるわけではありません。
日本人が全員、手相を読めるわけではないのと同じです。
模様を読むのが上手な人や、話を組み立てるのが上手な人が、友人のカップを見て占ってくれます。
イスタンブールのトルココーヒー占い体験を確認する
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トルココーヒーはなぜ粉がカップに残る?
日本で一般的なドリップコーヒーは、フィルターを通して粉を取り除きます。
一方、トルココーヒーは、粉を水と一緒に温め、そのままカップへ注ぎます。
この抽出方法が、独特の濃さや舌触り、そしてコーヒー占いにつながっています。
トルココーヒーはフィルターでこさない
トルココーヒーには、小麦粉のように細かく挽いたコーヒー粉を使います。
コーヒー粉、水、好みに応じて砂糖を「ジェズヴェ」と呼ばれる小さなポットへ入れ、ゆっくり加熱します。

表面に泡が立ったところでカップへ注ぎますが、粉は取り除きません。
そのため、カップへ注いだ直後はコーヒー粉が液体の中に混ざっています。
少し待つと粉が底へ沈み、上の部分を飲めるようになります。
底に残った粉は飲まない
トルココーヒーは、カップの底まで飲み切るものではありません。
最後の一口あたりから粉っぽくなり、無理に飲むと口の中がジャリジャリ、ドロドロします。
底に残った濃い部分は、コーヒー占いをする場合も、そのまま残しておきましょう。
トルココーヒーには、水やロクムが添えられることがあります。
濃く苦みのあるコーヒーと、口の中を整える水、甘いロクムの組み合わせも楽しんでみてください。
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砂で淹れるトルココーヒーとは?
トルココーヒーの映像で、熱い砂の中に小さな銅製ポットを差し込み、何度も動かしている様子を見たことはありませんか。

あれは、砂を熱源としてジェズヴェを温めています。
砂の中にコーヒーを入れるわけではない
「砂で淹れる」と聞くと、コーヒーの中に砂を混ぜるように思うかもしれません。
しかし、砂がコーヒーに入るわけではありません。
大きな容器に入れた砂を下から熱し、その中へジェズヴェを差し込んで加熱します。
ジェズヴェを砂の深いところへ入れれば強く加熱でき、少し持ち上げれば熱を弱められます。
砂の中で位置を変えながら、コーヒーの温度と泡立ちを調整していきます。
砂を使うと温度が安定しやすい
熱した砂は、ジェズヴェの底だけでなく側面にも触れます。
直火で底だけを強く熱する場合に比べ、ポット全体へ熱がゆっくり均等に伝わりやすく、急激な温度上昇を抑えながらコーヒーを淹れられるのが特徴です。
また、ジェズヴェを砂の深い位置へ入れると強く、浅い位置へ動かすと弱く加熱できます。砂の中で位置を変えることで、火から離したり戻したりするように温度を細かく調整できます。
トルココーヒーは、勢いよく沸騰させるのではなく、ゆっくり温度を上げ、表面にきめ細かな泡を作るのがポイントです。
砂を使う伝統的な方法は、熱を安定させながらジェズヴェ全体を温めやすく、泡がふくらむタイミングも見極めやすいとされています。
さるぱんちゃん砂で淹れるコーヒーは、トルコでは一般に「クムダ・カフヴェ(kumda kahve)」と呼ばれます。
「kum」は砂、「kumda」は砂の中で、という意味です。シリンジェなどの観光地でも、「Kumda Kahve」と書かれた看板を見かけます。
砂の中で小さなポットから泡が盛り上がってくる様子は見た目にもおもしろく、トルコ旅行中の文化体験としても印象に残ります。
砂で淹れなければトルココーヒーではない?
砂で淹れる方法は印象的ですが、トルココーヒーを作るための必須条件ではありません。
トルコの家庭では、ガスコンロや電気コンロの上でジェズヴェを温めたり、ボタン一つで作れる専用のコーヒーマシンを使ったりします。



我が家でも、毎回庭から砂を持ってくるわけではありません。


砂で淹れる方法は、熱を細かく調整できる伝統的な方法の一つであり、旅行者にとっては作る過程まで楽しめる体験でもあります。
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トルココーヒー占いのやり方
トルココーヒー占いは、飲み終わったカップをひっくり返し、内側に残った模様を読み取ります。
細かな手順は占う人によって異なりますが、一般的には次のような流れです。
1.願い事を考えながらコーヒーを飲む
まずはトルココーヒーをゆっくり飲みます。
カップの底にある粉まで飲まず、少量の液体と粉を残しておきます。
占いを始める前に、心の中で願い事や知りたいことを考える人もいます。
2.カップにソーサーをかぶせる
飲み終わったカップの上に、ソーサーを伏せてかぶせます。
カップとソーサーをしっかり押さえ、コーヒーがこぼれないように注意しましょう。
3.カップをひっくり返して冷ます
カップとソーサーを一緒にひっくり返し、テーブルの上へ置きます。
カップの底に残った粉が、内側の側面を伝ってソーサーの方へ流れていきます。
このときにできた筋やかたまりが、占いで読み取る模様になります。
カップが冷えるまで、しばらく待ちます。
地域や人によっては、カップの上へ指輪やコインなどを置くこともあります。
4.カップを開いて模様を読む
カップが冷えたら、ゆっくり持ち上げます。


内側に現れた形を、動物、人、道、植物などに見立てて意味を読み取ります。
一つの模様だけを見るのではなく、模様がある位置や向き、ほかの模様とのつながりから、全体の物語を組み立てていきます。
ソーサーに流れた粉も、占いに使われることがあります。
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トルココーヒー占いの見方と模様の意味
コーヒー占いには、模様の位置や形から意味を読み取る基本的な考え方があります。
ただし、世界共通の厳密なルールがあるわけではありません。
占う人や地域によって、見方や解釈が異なります。


カップの上側・下側で時期を読む
一般的には、カップの縁に近い模様ほど、近い将来に起こることを表すといわれます。
反対に、底に近い模様は、実現までに時間がかかることや、心の奥にある問題を示すと解釈されます。
カップの取っ手に近い場所は、本人や家庭、身近な人間関係に関係する場所として読むことがあります。
取っ手から遠い場所は、外の世界や、これから近づいてくる出来事を表すとされます。
よく見られる模様の意味
| 模様 | 一般的にいわれる意味 |
|---|---|
| 鳥 | 知らせ、メッセージ、うれしい連絡 |
| 道・長い線 | 旅行、移動、新しい進路 |
| 魚 | 幸運、豊かさ、金運 |
| ハート | 恋愛、愛情、人とのつながり |
| 指輪 | 約束、婚約、結婚 |
| 鍵 | 新しい機会、問題の解決 |
| 目 | 注目、嫉妬、ナザール |
| 山 | 障害、乗り越えるべき課題 |
| 人影 | 新しい出会い、特定の人物との関係 |
| 木 | 成長、家庭、安定 |
| 星 | 希望、成功、よい機会 |
| 犬 | 忠実な友人、信頼できる相手 |
ただし、丸いかたまりを見て「魚だ」と思う人もいれば、「靴に見える」と考える人もいます。
同じ模様でも、周囲にどのような線や形があるかによって、意味が変わります。
同じ模様でも占う人によって解釈が違う
コーヒー占いでは、模様を単語のように一つずつ翻訳するだけではありません。
鳥の近くに道が見えれば「遠くから連絡が来る」、ハートのそばに人影があれば「恋愛に関わる人物が現れる」というように、模様同士をつなげて読みます。
そのため、占う人の経験や想像力、話の組み立て方によって、結果は変わります。
何に見えるかを一緒に考えるのも、コーヒー占いのおもしろさです。
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トルココーヒー占いは当たる?
コーヒー占いが未来を科学的に予測できるわけではありません。
それでも、占ってもらった内容が自分の状況に重なり、
「どうして分かったの?」
と驚く人はいます。
当たるかどうかは、占う人や受け取る人によっても異なります。
未来を決めてもらうものというより、旅行先でトルコ文化に触れ、自分の悩みや希望について考える時間として楽しむのがよいと思います。
ただし、街中で声をかけられ、高額な占い料金や商品購入を求められた場合は注意してください。
安心して体験するなら、料金や内容をあらかじめ確認できるワークショップを予約しておく方法があります。
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トルココーヒー占いを本場で体験する方法
イスタンブールとカッパドキアでは、自分でトルココーヒーを淹れ、飲み終わったカップで占いを楽しめるワークショップが開催されています。
ここからは、それぞれの体験内容や参加するときの注意点を詳しく見ていきましょう。
イスタンブールのトルココーヒー作り・占い体験
イスタンブールでは、トルココーヒーの歴史や文化を学びながら、豆挽き、抽出、占いまで一通り体験できます。


コーヒーを飲むだけではなく、帰国後も自分で再現できるよう、作り方を覚えたい方に向いています。
豆を挽くところから体験できる
ワークショップでは、コーヒー豆を手動のミルで細かく挽き、ジェズヴェを使ってトルココーヒーを淹れます。
トルココーヒーがどのように広がったのか、オスマン帝国時代の文化や、コーヒーを飲むときの習慣などについても説明を受けられます。
最後は、自分で淹れたコーヒーを飲み、カップに残った粉を使って占いを楽しみます。
参加者からは、コーヒーカップやソーサーなどを記念に持ち帰れたという口コミもあります。
コーヒーを深く知りたい人におすすめ
イスタンブールの体験は、カッパドキア版より時間が長く、トルココーヒーの歴史や文化についてもじっくり説明を受けられるのが特徴です。
- トルコらしい文化体験をしたい
- 観光名所を巡る以外の予定を入れたい
- お土産にコーヒーカップやジェズヴェを買いたい
- 帰国後も自分でトルココーヒーを淹れたい
という方に向いています。
ワークショップで基本的な作り方を覚えておけば、お土産として買った道具も飾るだけで終わりません。
英語が話せなくても楽しめた日本人の口コミあり
対応言語は英語とトルコ語で、日本語での説明はありません。
しかし、豆を挽く、粉と水を入れる、ジェズヴェを温めるといった作業は、講師の動きを見ながらまねしやすい内容です。
実際に、日本人参加者から、英語が話せなくても親切に対応してもらい、楽しく参加できたという趣旨の口コミも見られます。
ただし、コーヒーの歴史や占い結果は言葉による説明が中心です。
内容をしっかり理解したい方は、スマートフォンの翻訳アプリを準備しておきましょう。
カッパドキアの砂で淹れるコーヒー占い体験
カッパドキアでは、熱した砂の上でジェズヴェを動かしながら、トルココーヒーを淹れる体験ができます。


所要時間は約1時間。気球や奇岩観光とは違う、トルコの生活文化に触れられるワークショップです。
熱した砂を使って自分でコーヒーを淹れる
カッパドキアのワークショップでは、豆を選び、手動のミルを使って自分で挽くところから始まります。
その後、銅製のジェズヴェを熱した砂の上へ置き、位置を動かしながらコーヒーを温めます。
泡がふくらむ様子を見ながら熱を調整するため、コーヒーを淹れている時間そのものを楽しめます。
完成したコーヒーはロクムなどと一緒に味わい、飲み終わったカップで占いを体験します。
コーヒーの淹れ方や、占いに使われるシンボルを解説した小冊子も含まれています。
約1時間なので観光の合間に入れやすい
カッパドキアのツアーは、レッドツアーやグリーンツアーのように一日かけて観光地を巡るものが多くあります。
その点、コーヒーワークショップは約1時間なので、観光の予定に加えやすいのが魅力です。
開始時刻を確認し、ホテルやほかのツアーとの移動時間を考えて予約しましょう。
また、屋内やテラスを中心に行う文化体験なので、雨の日の予定にも候補になります。
日本人参加者の口コミもある
カッパドキアの体験には、日本人参加者からも口コミが寄せられています。
砂でコーヒーを温める様子にワクワクした、占い結果を丁寧に説明してもらえた、コーヒーの歴史や文化を知ることができた、といった内容です。
一人で参加した日本人旅行者からも、丁寧に教えてもらい、楽しい時間を過ごせたという評価があります。
対応言語は英語とトルコ語ですが、豆を挽いて砂で温める工程は、目で見ながら参加できます。
占い結果を詳しく知りたい場合は、音声翻訳を利用するとよいでしょう。
英語に自信がなくても参加できる?
今回紹介したワークショップは、いずれも英語とトルコ語で行われます。
日本語対応ではないことは、予約前に知っておきたいポイントです。
ただし、遺跡の歴史解説を長時間聞くツアーとは異なり、自分で手を動かす場面が多くあります。
実演は講師の動きを見ながら参加しやすい
豆を挽く、ジェズヴェへ材料を入れる、砂の上で温めるといった作業は、講師の動きを見ながら進められます。
分からないところがあっても、指をさしたり、講師の手元を確認したりしながら参加できるでしょう。
英語が苦手だからという理由だけで、最初から諦めなくてもよい体験だと思います。
占い結果は音声翻訳を使う


占いでは、カップに見える模様と、その意味を言葉で説明してもらいます。
作業部分よりも、英語を理解する必要性が高くなります。
スマートフォンの音声翻訳を準備し、講師の説明を日本語に変換しながら聞くとよいでしょう。
翻訳アプリは、旅行前に一度使い方を確認しておくと安心です。
海外で初めて起動し、なぜかマイクの許可画面から先へ進めない、ということは避けたいところです。
先に翻訳アプリの使用を伝える
占いが始まる前に、講師へ翻訳アプリを使いたいと伝えておきましょう。
I don’t speak much English. May I use a translation app during the fortune reading?
英語があまり話せません。占いの説明中に翻訳アプリを使ってもよいですか?
画面に英文を表示して、そのまま見せても構いません。
講師が話す速度を落としたり、短い文章に区切ったりしてくれれば、翻訳しやすくなります。
イスタンブールのトルココーヒー占い体験を確認する
カッパドキアのトルココーヒー占い体験を確認する
トルココーヒー体験で持ち帰りたいお土産
トルコでは、コーヒー粉だけでなく、カップやジェズヴェもお土産として人気があります。
ワークショップで淹れ方を覚えたら、帰国後も自宅でトルココーヒーを楽しめます。
トルココーヒーカップ


トルココーヒーには、エスプレッソカップほどの小さなカップを使います。
華やかな花柄やオスマン風の模様、金色の装飾が施されたものも多く、実用品でありながら飾っても楽しめます。
カップとソーサーがセットになっているか、購入前に確認しましょう。
コーヒー占いにも使いたい場合は、内側に濃い柄がなく、粉の模様が見やすいカップを選ぶのも一案です。
ジェズヴェ
トルココーヒーを淹れる小さなポットは、トルコ語で「ジェズヴェ(cezve)」と呼ばれます。


銅製の伝統的なものから、ステンレス製の扱いやすいものまであります。
日本で使う予定なら、ガス火、IH、電気コンロのどれに対応しているか確認しましょう。



一般的な銅製ジェズヴェは、そのままではIHに対応していないことが多いです。
IH対応の商品を選ぶほか、IH用ヒーティングプレートを間に置いて使う方法もあります。
ただし、加熱に時間がかかったり、IH機種によってはプレートの使用が推奨されていなかったりするため、取扱説明書も確認しましょう。
トルコで購入する場合は、IH対応(トルコ語で「İndüksiyon(インデュクシヨン)」)の表記と底の直径も確認しておくと安心です。
トルココーヒーの粉
トルココーヒー用の粉は、一般的なドリップ用よりも非常に細かく挽かれています。
スーパーでも購入できるため、帰国後すぐに飲みたい方には便利なお土産です。
粉、ジェズヴェ、カップをそろえれば、自宅でもトルココーヒーを再現できます。
占いまで試すなら、誰か一人くらい模様を読む担当者も確保しておきましょう。
トルココーヒー占い体験の注意点
対応言語は英語とトルコ語
今回紹介した体験は、日本語対応ではありません。
作業自体は見ながら参加しやすいものの、歴史や占いの説明には翻訳アプリがあると安心です。
集合場所を事前に確認する
少人数のワークショップは、大型観光施設ではなく、ホテルのテラスや建物の一室で行われることがあります。
入口が分かりにくい可能性もあるため、予約後に地図と集合場所の説明を確認しておきましょう。
コーヒーを無理に飲み切らない
トルココーヒーの底には粉が残ります。
「せっかく出されたから」と、最後まで飲み切る必要はありません。
むしろ、占いをするためにも粉を残しておきましょう。
カフェインが気になる人は参加時間を確認する
夕方や夜にコーヒーを飲むと眠れなくなる方は、午前中や午後の早い時間を選ぶとよいでしょう。
カフェインを控えたい場合は、予約前または当日に対応可能か確認してください。
占いは文化体験として楽しむ
占い結果は、旅行の思い出や会話のきっかけとして楽しみましょう。
進学、結婚、仕事、お金など、大切な決断を占いだけで決めるものではありません。
よい結果ならありがたく受け取り、気になる結果はコーヒー粉と一緒にカップの中へ置いて帰るくらいでよいと思います。
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まとめ|トルココーヒーは飲んだ後まで楽しめる
トルココーヒーは、細かく挽いた粉を水と一緒に温め、フィルターでこさずにカップへ注ぎます。
飲み終わった後に残る粉を使い、鳥や道、ハート、人影などの模様から未来を読み取るのがトルココーヒー占いです。
熱した砂はコーヒーに混ぜるものではなく、ジェズヴェをゆっくり温めるために使います。
砂で淹れなければトルココーヒーではない、というわけではありませんが、泡がふくらむ様子を見ながら自分で作る工程は、本場ならではの印象的な体験になります。
イスタンブールでは、歴史や文化を含めてじっくり学べるワークショップ、カッパドキアでは、砂で淹れる工程を約1時間で楽しめるワークショップがあります。
どちらも英語とトルコ語で行われますが、実演中心なので、講師の手元を見ながら参加できます。占い結果の説明には、翻訳アプリを活用しましょう。
トルココーヒーは、カップが空になってから、もう一度物語が始まります。
本場を訪れるなら、飲むだけではなく、カップの底に残った模様まで楽しんでみてください。








