イスタンブールのボスポラス海峡クルーズ|安く・楽に名所をまとめて見られる

イスタンブール観光で、意外と気軽に追加しやすいのがボスポラス海峡クルーズです。

昼間のシンプルなクルーズなら比較的安く、所要時間も1〜2時間ほど。

しかも船に乗っているだけで、海峡沿いの宮殿やモスク、要塞など、イスタンブールを代表する名所が次々と現れます。

全部の建物に入場しなくてもいい。でも、有名どころは見ておきたい。

そんな人には、いわば「海のはとバス」のような感覚で楽しめる観光方法です。

はとバスとは?
東京の有名観光スポットを、バスに乗ったまま効率よく巡れる定番の観光バスです。自分で交通機関を乗り継がなくても、名所をまとめて見られるのが特徴。
ボスポラス海峡クルーズも、「船に乗ったまま有名スポットをざっと見て回れる」という意味で、少し似た感覚があります。

海風に当たりながら座って景色を眺められるので、歩き疲れた日の予定にも入れやすいのが魅力。

一口にボスポラス海峡クルーズといっても、安い観光クルーズ、少人数ヨット、サンセット、アジア側に立ち寄るツアー、ディナークルーズなど種類はさまざまです。

この記事では、それぞれの違いと選び方をわかりやすく紹介します。

目次

ボスポラス海峡クルーズが初めてのイスタンブールに向いている理由

安く試しやすい

イスタンブールでは、人気観光施設の入場料も決して安くありません。

その点、昼間のシンプルなボスポラス海峡クルーズなら、比較的手頃な料金で参加できるツアーがあります。

「せっかくイスタンブールまで来たし、船にも乗ってみようかな」

くらいの気軽さで追加しやすいのがいいところ。

クルーズというと豪華客船のような大がかりなものを想像するかもしれませんが、1〜2時間程度で終わるショートクルーズもたくさんあります。

座ったまま名所をまとめて見られる

ボスポラス海峡沿いには、

  • ドルマバフチェ宮殿
  • オルタキョイ・モスク
  • ボスポラス大橋
  • ルメリ・ヒサル
  • ベイレルベイ宮殿
  • 乙女の塔

など、イスタンブールを代表する見どころが点在しています。

これらを一つひとつ公共交通機関を使って見に行こうとすると、なかなか大変。

でもクルーズなら、船に乗っているだけで海峡沿いの名所を短時間でざっと見ることができます。

「中まで全部見学しなくてもいい。でも有名な景色は見ておきたい」

という人には、かなり相性のいい観光方法です。

海風に当たりながら観光できる

イスタンブール観光は、とにかくよく歩きます。

アヤソフィア、ブルーモスク、地下宮殿、トプカプ宮殿、グランドバザール……。

朝から観光していると、午後には足がかなり疲れていることも。

そんな日にクルーズを入れると、座って休みながら観光できます。

海風に当たりながら景色を見る時間は、それだけでも気持ちいいものです。

\ イスタンブール定番アクティビティ /

初めてのトルコ旅行なら覚えておきたい|ヨーロッパ側とアジア側

イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側とアジア側に分かれています。

初めての旅行で訪れることが多い、

  • アヤソフィア
  • ブルーモスク
  • 地下宮殿
  • トプカプ宮殿
  • グランドバザール

などが集まるスルタンアフメット地区はヨーロッパ側です。

一方、カフェやグルメ、街歩きで人気のカドゥキョイやモーダはアジア側

ボスポラス海峡クルーズでは、この2つの大陸の間を船で進みます。

さるぱんちゃん

船でヨーロッパ側からアジア側へ。
大陸をまたいでると思うと、なんかちょっと感動ものです。

ただ景色を見るだけでなく、「今、自分はヨーロッパとアジアの間にいる」というイスタンブールらしい体験ができるのも魅力です。

イスタンブールの海峡クルーズ|日本語音声ガイドがあるのはなぜ?

ボスポラス海峡クルーズは、ただ船に乗って海峡を往復するだけではありません。

航路沿いには、宮殿、モスク、要塞、歴史的な邸宅などが次々と現れます。

でも、何も知らずに乗っていると、

「今の立派な建物、なんだったんだろう?」

で終わってしまうことも。

そこで便利なのが音声ガイドです。

日本語音声ガイド付きのツアーなら、今見えている建物の名前や歴史を聞きながら景色を楽しめます。

反対に、

「説明はなくてもいい。海風に当たりながら景色を楽しみたい」

という人なら、英語のみのツアーでも問題ないでしょう。

日本語対応の有無で選択肢がかなり変わるので、予約前に確認してみてください。

ボスポラス海峡クルーズは主に5タイプ

どれを選べばいいのか迷ったら、まずは目的で分けると簡単です。

タイプ所要時間の目安特徴向いている人
昼の観光クルーズ1〜2時間安く、名所が見やすいコスパ重視
少人数ヨット約2時間ゆったり・軽食付きも混雑を避けたい
サンセット約2時間夕焼け+海峡の景色景色・写真重視
アジア側立ち寄り約3時間前後船+アジア側散策両大陸を楽しみたい
ディナー・ナイト約3時間前後食事+ショー+夜景夜のイベント重視

安く・気軽に乗るなら昼の観光クルーズ

初めてなら、まず候補にしたいのがシンプルな昼の観光クルーズです。

料金が比較的安く、1〜2時間程度で終わるツアーも多いため、観光の予定に組み込みやすいのがメリット。

明るい時間帯なので、宮殿やモスク、要塞なども見やすくなります。

日本語音声ガイド付きのツアーなら、

「ここがドルマバフチェ宮殿か」
「これがルメリ・ヒサルなのね」

と確認しながら進めます。

とりあえず一度ボスポラス海峡を船から見てみたい。

そんな人なら、まずはこのタイプで十分楽しめると思います。

\ 日本人レヴュー有り /

少しゆったりしたいなら少人数ヨット

大きな観光船ではなく、もう少し少人数でゆっくり楽しみたいならヨットタイプ。

軽食やフルーツ、飲み物などが付いたツアーもあります。

ただし、軽食そのものを目当てにするというより、

「景色を見ながらちょっと食べたり飲んだりできる」

くらいに考えておく方がよさそうです。

料金はシンプルな観光クルーズより高くなりますが、

  • 人数が少ない方がいい
  • 少し特別感が欲しい
  • ゆっくり景色を見たい

という人にはこちらが向いています。

\ ちょっとリッチに /

景色重視ならサンセットクルーズ

せっかく乗るなら景色にもこだわりたい。

そんな人にはサンセットクルーズ。

出発時間によっては、明るいうちに海峡沿いの建物を見て、その後夕焼けを楽しみ、戻る頃にはライトアップされたイスタンブールを見ることもできます。

昼間のクルーズより料金は高めになりやすいですが、

「海峡から見るイスタンブール」を一番きれいな時間帯に楽しみたい

という人には魅力的です。

写真をたくさん撮りたい人にも向いています。

\ 感動の景色を写真におさめよう /

船から降りてみたいならアジア側立ち寄りツアー

クルーズの中には、船に乗りっぱなしではなく、途中でアジア側に立ち寄って自由時間があるツアーもあります。

せっかくヨーロッパとアジアにまたがる都市まで来たなら、

「アジア側にも実際に降りてみたい」

という人には面白い選択肢。

船から両岸を見るだけでなく、少し街を歩けるので、通常の往復クルーズより旅感があります。

ただし、どこに立ち寄るか、自由時間がどれくらいあるかはツアーによって異なります。

カドゥキョイに行くと思うのですが、そうは限らないので、予約前に立ち寄り場所を確認してください。

\ 2つの大陸を体験する /

ディナー・ナイトクルーズは「名所観光」よりエンタメ

夜のボスポラス海峡もきれいです。

橋や宮殿、モスクなどがライトアップされ、昼間とはまったく違う雰囲気になります。

ただし、当然ながら夜は海も岸も暗くなります。

昼間のように、

「あそこに宮殿がある」
「あの要塞はこんな形なんだ」

と細かく見て回るのには向きません。

その代わり、ディナークルーズでは、

  • 食事
  • ベリーダンス
  • トルコの民族舞踊
  • DJ
  • ライブショー

などがセットになったツアーが多くあります。

つまり、ナイトクルーズは

「名所を効率よく見るツアー」ではなく、「船の上でイスタンブールの夜を楽しむイベント」

と考える方がしっくりきます。

食事だけに大きな期待をするより、

船+夜景+食事+エンタメ

をまとめて楽しむツアーとして選ぶのがおすすめです。

\ 観光も食事も丸っとできる /

イスタンブールのボスポラス海峡クルーズ|右側?左側?座る場所

「船のどちら側に座れば名所がよく見える?」

という疑問もあります。

ただし、これは出発場所や進行方向、航路によって変わります。

ヨーロッパ側の名所が見える側も、往路と復路では反対になります。

そのため、

乗船時にスタッフへ、ヨーロッパ側の名所を見るならどちら側がいいか聞く

のが一番確実です。

写真を撮りたいなら、できれば屋外席へ。

海風も楽しめます。

ボスポラス海峡クルーズは事前予約した方がいい?

昼間のシンプルなクルーズなら、現地で探すこともできます。

ただし、初めてのイスタンブールなら、

  • 集合場所
  • 出発時間
  • 所要時間
  • 日本語音声ガイドの有無
  • アジア側立ち寄りの有無
  • 軽食付きか
  • サンセットか

まで事前に確認できる予約サイトは便利です。

特にサンセットやディナークルーズは時間帯が限られるため、希望日が決まっているなら先に予約しておくと予定を組みやすくなります。

迷ったらどのクルーズ?目的別に選ぶならこれ

初めてで特にこだわりがなければ、まずは安くて短い昼の観光クルーズで十分。そこから「夕焼けも見たい」「アジア側にも降りたい」など、やりたいことに合わせてグレードアップすると選びやすいです。

こんな人おすすめクルーズ選ぶ理由
とにかく安く、まず乗ってみたい昼の観光クルーズ1〜2時間程度で気軽。名所も明るく見やすい
混雑を避けてゆったりしたい少人数ヨット人数少なめ。軽食付きのツアーもある
景色や写真を一番楽しみたいサンセットクルーズ明るい景色から夕焼けまで楽しみやすい
せっかくならアジア側にも降りたいアジア側立ち寄りツアー船だけでなく、アジア側を少し歩ける
夜をイベントとして楽しみたいディナー・ナイトクルーズ夜景+食事+ショー。名所観光よりエンタメ向き
英語の説明が不安日本語音声ガイド付き「今見えている建物は何?」が分かる

まとめ|全部歩いて回らなくても、船から見ればいい

イスタンブールには、有名な宮殿、モスク、要塞がたくさんあります。

一つひとつ見に行くのも楽しいですが、全部回ろうとすると時間も体力も必要です。

ボスポラス海峡クルーズなら、海風に当たりながら座っているだけで、海峡沿いの名所をまとめて見ることができます。

全部の施設に入場しなくてもいい。でも、有名な景色は見ておきたい。

そんな人には、かなり相性のいい観光方法です。

安く気軽に乗るなら昼。

景色にこだわるならサンセット。

アジア側にも上陸してみたいなら立ち寄りツアー。

夜をイベントとして楽しむならディナークルーズ。

ツアーによって楽しみ方がかなり違うので、「何を見たいか」「どう過ごしたいか」で選んでみてください。

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この記事を書いた人

さるぱんちゃんのアバター さるぱんちゃん トルコびいきの旅ノート管理人

広島県出身。アメリカで約20年暮らしたあと、2017年からトルコに移住。トルコ人の夫と暮らしながら、イスタンブールをはじめとする観光地、地方都市、世界遺産、市場、食文化、日々の暮らしなどを取材・発信中。

初めてトルコを訪れる前、「行ってみたい気持ちと、少し身構えてしまう気持ち」が同居する感覚に、英語の apprehensive(これから起きることに対して、不安や心配を感じているという意味)という言葉が重なった経験を持つ。

旅行者としての不安を置き去りにせず、現地で暮らす中で得た実感も交えながら、初めてのトルコ旅行に役立つ情報を発信。

市場、朝ごはん、地方都市、見慣れない食材を見ることが趣味。旅先では観光地だけでなく、スーパーや食料品売り場ものぞくタイプ。世界遺産検定保持者。

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