トルコの気球の楽しみ方|カッパドキアで乗る・見る・ツアー予約を解説

トルコ・カッパドキアといえば、空いっぱいに浮かぶ熱気球。

「せっかくカッパドキアへ行くなら、気球に乗ってみたい」と考えている方もいれば、「乗らなくても、あの景色を地上から見てみたい」という方もいるでしょう。

実は、カッパドキアの気球の楽しみ方は大きく分けて2つあります。

自分が気球に乗る「気球搭乗」と、地上から気球を見る「気球観賞」です。

さらに気球を見る場合も、観賞ツアーに参加する、自分でビュースポットへ行く、気球が見えるホテルに泊まるなど、いくつか方法があります。

この記事では、カッパドキアの気球の楽しみ方と、それぞれのツアーの違い、予約方法について紹介します。

目次

まず大前提|カッパドキアの気球は毎日飛ぶわけではない

最初に知っておきたいのが、カッパドキアの気球は365日必ず飛んでいるわけではないということです。

気球は風や天候の影響を大きく受けるため、その日の状況によってはフライトが中止になります。

そのため、

「明日は飛ぶの?」
「旅行するなら何月が飛びやすい?」
「今日の運行状況はどこで確認できる?」

と気になる方も多いでしょう。

カッパドキアの気球が飛ぶ確率や運行状況については、別の記事で詳しくまとめています。

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まずは気球が飛ぶ日であることが大前提。
そのうえで、「自分が乗るのか」「地上から見るのか」を考えてみましょう。

カッパドキアの気球は「乗る」と「見る」の2通りで楽しめる

カッパドキアで「気球ツアー」と検索すると、いろいろな商品が出てきます。

ただし、ここで少し注意。

「気球ツアー=必ず気球に乗るツアー」ではありません。

大きく分けると、

  • 気球に実際に乗る「気球搭乗ツアー」
  • 地上から気球を見る「気球観賞ツアー」

の2種類があります。

ツアーを探すときは、まずどちらなのかを確認しましょう。

気球に乗る|空からカッパドキアを見る

こちらは文字どおり、自分が熱気球に乗ってカッパドキア上空を飛ぶツアーです。

ホテルから早朝にピックアップされ、離陸場所へ移動。気球が膨らむのを待って、バスケットに乗り込みます。

気球は飛行機のように好きな方向へ自由に進める乗り物ではありません。

基本的には風に乗って移動し、パイロットが高度を上下させながら、異なる高さに吹く風を利用して進む方向を調整します。
気球乗りツアー会社のRoyal Balloonも、異なる高度の気流を使って着陸場所へ誘導すると説明しています。

だからこそ、毎回まったく同じコースを飛ぶわけではありません。

さるぱんちゃん

気球には進行方向を直接変える舵がなく、風に乗って飛びます。

気球を見る|地上から空いっぱいの気球を楽しむ

もうひとつが、地上から気球を眺める楽しみ方です。

個人的には、ここは「乗る」のとは別物だと思っています。

自分が気球に乗れば、もちろん空からカッパドキアの絶景を楽しめます。

一方、地上にいれば、朝焼けの空に何十機もの気球が一斉に浮かぶ、いわゆる「カッパドキアらしい景色」そのものを見ることができます。

つまり、

「気球に乗る」と「気球が飛んでいるカッパドキアを見る」は、別の体験です。

できるなら、両方楽しむのもありです。

カッパドキアで気球に乗る方法

カッパドキアで気球に乗る方法はいくつかあります。

個人旅行で現地ツアーを予約する方法もありますし、日本からトルコ旅行のパッケージツアーに参加し、オプションとして気球を申し込む方法もあります。

現地の気球搭乗ツアーを予約する

個人旅行なら、現地の気球ツアーを予約する方法が一般的です。

GetYourGuideなどの予約サイトのほか、現地旅行会社や気球会社、ホテルを通して予約できる場合もあります。

当サイトでは日本語で内容を確認しやすいGetYourGuideの商品も紹介していますが、カッパドキアの気球はGetYourGuideでしか予約できないわけではありません。

料金や送迎範囲、キャンセル条件、フライト時間などを比較して選ぶとよいでしょう。

\ 現地ツアーならGetYourGuide /

また、カッパドキアではギョレメ周辺だけでなく、ソアンル(ソガンリ)渓谷で飛ぶ気球ツアーもあります。

渓谷の名前はソガンリ?ソアンル?

トルコ語の「Soğanlı」は、日本語では「ソアンル」「ソガンル」「ソガンリ」など、複数の表記が使われています。

本記事では、検索したときに見つけやすい「ソガンリ渓谷」で統一します。
※VELTRAの商品ページでは「ソアンル渓谷」と表記されています。

さるぱんちゃん

ちなみに、トルコ語の発音に近いのは「ソアンル」です。

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日本発ツアーのオプションで気球に乗る

「現地で自分で予約するのは少し不安」という方なら、日本発のトルコツアーに参加して、気球をオプションで追加する方法もあります。

たとえばターキッシュエア&トラベルでは、現在販売されているカッパドキアを含むツアーで、気球ツアーをオプションとして申し込める商品があります。公式の申込画面にも気球ツアーの選択欄が設けられています。

日本からの航空券やホテル、周遊までまとめて手配しつつ、カッパドキアでは気球にも乗りたいという方には選択肢のひとつです。

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気球を見るだけなら3つの方法がある

気球には乗らず、空いっぱいに飛んでいるところを見たい

という場合、必ずしも気球観賞ツアーに申し込まなければならないわけではありません。

大きく分けると3つの方法があります。

① 現地気球観賞ツアーに参加する

まずは、現地気球観賞ツアー。

地上から見るだけなら、自分で広場か高台へ行けばいいのでは?

と思うかもしれません。

実際、それでも大丈夫です。

では、わざわざ観賞ツアーに参加するメリットは何なのでしょうか。

ひとつは、気球が飛ぶ場所や風向きに合わせて、見やすい場所へ連れて行ってもらえること。

カッパドキアの気球は風に乗って飛ぶため、毎日まったく同じルートを通るわけではありません。
現地の気球観賞ツアーには、その朝の風向きに合わせてビューポイントを選ぶと明記しているものもあります。

そしてもうひとつが、気球が膨らんで飛び立つまでの様子を間近で見られること。

まだ暗い早朝。
地面に広げられた巨大なバルーンに、バーナーの炎が入ります。

少しずつ「ゴーッ」と膨らみ、やがて巨大な気球が立ち上がって空へ飛び立っていく。

これは、ホテルのテラスから遠くに浮かぶ気球を見るのとはまた違う体験です。

さるぱんちゃん

「できるだけ近くで見たい」
「写真を撮りたい」
「気球が膨らむところから見てみたい」なら、
観賞ツアーにはちゃんと参加する意味があります。

\現地ツアーならGetYourGuide/

② 自分で高台やビュースポットへ行く

個人旅行なら、自力でビュースポットへ行って気球を見る方法もあります。
レンタカーなどで自由に動けるなら、観賞ツアーに参加せず、自分の好きな場所で見るのもありです。

ただし、早朝なのでまだ暗く、季節によってはかなり冷え込みます。
また、気球は思っている以上に低いところまで降りてくることがあります。

状況によってはバスケットが地面すれすれまで近づくような低高度を飛ぶことがあると説明している気球乗りツアー会社もあります。

着陸地点付近では気球だけでなく回収車両も動くため、近くで見る場合はスタッフの指示に従い、進路には入らないよう注意してください。

さるぱんちゃん

自力で高台に登って鑑賞していたらすごく近くまで来て、バスケットが岩にガシッといった、というSNSの投稿を見たことがあります。
気球は急に止まったり、方向を変えることはできないので近くまで来たら離れた方がいいです。

③ 気球が見えるホテルに泊まる

朝っぱらから高台まで行くのはちょっと……

という方は、最初から気球が見えるホテルを選ぶ方法もあります。

ギョレメには、開けたルーフトップやテラスを持つ洞窟ホテルが多くあります。

ホテルのテラスから見られれば、日の出前から車でビュースポットへ移動する必要はありません。

寒ければすぐ部屋へ戻れるのもメリットです。

ただし、ひとつ覚えておきたいのが、毎朝同じ場所に気球が見えるわけではないということ。

熱気球には飛行機のような舵がなく、基本的には風に乗って進みます。

そのため、その日の風向きによって、

  • ホテルのすぐ近くをたくさんの気球が通る日
  • 少し離れたところを飛ぶ日
  • 遠くに小さく見える日

など、見え方が変わります。

つまり、「気球が見えるホテル」に泊まったからといって、毎朝同じようにホテルの真上を気球が通るとは限りません。

それでも、ギョレメのような開けた場所にあるルーフトップのあるホテルなら、カッパドキアらしい気球の景色をテラスから楽しめる可能性は高くなります。

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さらにホテルによっては、気球搭乗ツアーの手配をお願いできる場合もあります。

ホテルから気球を見る。別の日には実際に乗る。

見たい人にも、乗りたい人にも、2度楽しめる方法です。

ホテルから見るのと気球観賞ツアーはどう違う?

ここまで読むと、

気球が見えるホテルに泊まれば、観賞ツアーはいらないのでは?

と思う方もいるでしょう。

確かに、ホテルから気球がよく見えれば、それだけでも十分楽しめます。

ただし両者には少し違いがあります。

楽しみ方特徴
ホテルから見る移動がなくラク。テラスなどから気軽に観賞できる
自力で高台へ行く自由度が高く、好きな場所から見られる
気球観賞ツアーその日の条件に合わせて見やすい場所へ移動しやすく、離陸準備を間近で見られる商品もある

特に大きな違いは、風向きへの対応です。

ホテルは動けません。

一方、観賞ツアーなら、その日の風向きや気球の動きに合わせて、見やすい場所へ移動する商品があります。

  • ホテルのテラスからのんびり眺めたいのか、
  • 乗るのは怖いが、せっかくなら気球が膨らむ臨場感を味わいたいのか。

ここで選ぶとわかりやすいでしょう。

\現地ツアーならGetYourGuide/

日本発ツアーなら気球観賞が組み込まれているものもある

日本からのトルコ行きパッケージツアーでも、気球の楽しみ方は商品によって異なります。

ターキッシュエア&トラベルのように実際に気球に乗るオプショナルツアーだけでなく、地上から見る「気球観賞」を組み込んだ旅行があります。

JTBには気球観賞付きのトルコ旅行がある

JTBでは現在、カッパドキア滞在中の早朝に気球観賞へ案内するツアーがあります。

たとえば「夢のトルコ物語8日間」では、希望者を対象に気球観賞ツアーへ案内し、さらに予備日も設定されています。

気球は天候によって飛ばないことがあるので、チャンスを複数回設けているのはうれしいところです。

ただし、こちらは気球に乗るツアーではなく、地上から観賞するものとなります。

\コース番号E69090かE69050をチェック/

クラブツーリズムには離陸場所で見る気球観賞ツアーも

クラブツーリズムにも、気球観賞を含む商品やオプショナルツアーがあります。

一部コースでは、気球の離陸場所に案内し、バルーンの準備作業から飛び立つところまで見学する内容になっています。ツアーによってはチャイやお菓子が付くものもあります。

\コース番号Y2665-923/

「気球には乗らなくてもいいけれど、間近で見てみたい」という方には、こうした日本発ツアーも選択肢です。

なお、日本発ツアーの内容は出発日やコースによって変わります。
「JTBだから観賞付き」「クラブツーリズムだから必ず観賞できる」のではなく、申し込むコースの日程表を必ず確認してください。

カッパドキアの気球はどの方法で楽しむ?

最後に整理してみます。

楽しみ方・予約方法気球に乗る気球を見る
現地の気球搭乗ツアー○△
気球観賞ツアー×○
日本発ツアー+気球搭乗オプション○商品による
日本発ツアーの気球観賞×○
自力でビュースポットへ行く×○
気球が見えるホテルに泊まる○※○

※宿泊先を通して気球搭乗ツアーを手配できる場合があります。

一生に一度の体験として空からカッパドキアを見てみたいなら、気球搭乗ツアー。
空いっぱいに浮かぶ気球を写真に収めたいなら、地上からの観賞。
朝早く移動するのが大変なら、気球が見えるホテル。

どこへ行けばよいか分からない、できるだけ近くで見たいという方なら、気球観賞ツアーが利用しやすいでしょう。

もちろん、「見る」と「乗る」の両方を楽しんでもOKです。

まとめ|まず飛ぶか確認して、乗るか見るか決めよう

カッパドキアの気球を楽しむなら、まず覚えておきたいのが毎日必ず飛ぶわけではないということです。

そのうえで、

  1. 気球が飛びそうか確認する
  2. 実際に乗るか、地上から見るか決める
  3. 自分に合った予約・観賞方法を選ぶ

という順番で考えるとわかりやすくなります。

気球に乗るだけがカッパドキアの楽しみ方ではありません。

高台から見るのも、ホテルのテラスから見るのも、離陸場所で巨大なバルーンが膨らんでいくところを見るのも、それぞれ違った楽しさがあります。

そして気球は風に乗って飛ぶもの。

どの方向へ飛び、どれくらい近くで見えるのかも、その朝になってみないとわかりません。

それもまた、カッパドキアの気球の面白さなのかもしれません。

現地ツアーならGetYourGuide!

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この記事を書いた人

さるぱんちゃんのアバター さるぱんちゃん トルコびいきの旅ノート管理人

広島県出身。アメリカで約20年暮らしたあと、2017年からトルコに移住。トルコ人の夫と暮らしながら、イスタンブールをはじめとする観光地、地方都市、世界遺産、市場、食文化、日々の暮らしなどを取材・発信中。

初めてトルコを訪れる前、「行ってみたい気持ちと、少し身構えてしまう気持ち」が同居する感覚に、英語の apprehensive(これから起きることに対して、不安や心配を感じているという意味)という言葉が重なった経験を持つ。

旅行者としての不安を置き去りにせず、現地で暮らす中で得た実感も交えながら、初めてのトルコ旅行に役立つ情報を発信。

市場、朝ごはん、地方都市、見慣れない食材を見ることが趣味。旅先では観光地だけでなく、スーパーや食料品売り場ものぞくタイプ。世界遺産検定保持者。

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