【トルコ在住者が評価】ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーはきつい?王道スポット・移動・ホテルを旅程順に解説

【トルコ在住者が評価】ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーはきつい?王道スポット・移動・ホテルを旅程順に解説

ターキッシュエア&トラベルの「イスタンブール海峡クルーズと世界遺産歴訪トルコ9日間」は、イスタンブール、トロイ、エフェソス、パムッカレ、コンヤ、カッパドキア、アンカラを巡る王道の周遊ツアーです。

記事執筆時点では、同社の人気ランキング第1位として案内されています。

トルコ在住者として旅程を見てみると、正直、移動がまったく楽なコースではありません。トルコは広く、代表的な世界遺産を一度に回ろうとすれば、どうしても長距離移動は入ります。

ただ、このツアーは単に観光地を詰め込んだだけではなく、到着日のホテル休憩、1人2席のバス、主要都市での連泊、温泉ホテル、国内線移動など、疲れやすい部分にきちんと配慮が入っています。

「初めてのトルコで、王道の見どころはしっかり押さえたい。でも自分で国内移動やホテルを手配するのは不安」という人には、かなり考えられた内容だと感じました。

ここからは、実際の旅の流れに沿って、このツアーを在住者目線で見ていきます。

目次

ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーの流れ

まずは、9日間でどこを巡り、どの日に移動が多いのかをざっくり見てみましょう。
5時間以上の移動時間のある日は⚫️で示しています。

1日目
羽田からイスタンブールへ

22:00〜23:00 TK199 羽田発
ターキッシュエアラインズ直行便にてイスタンブールへ(約12時間)

2日目
イスタンブール到着・旧市街観光

05:00~06:00 イスタンブール空港着
日本語ガイドが空港でお出迎え、ホテルに早朝チェックイン
朝食、午後まで休憩

13:00~13:30 ホテル発 
イスタンブール旧市街観光(アヤソフィア、地下宮殿、スレイマニエ・モスク、タクシム広場 & イスティクラール通り)
市内レストランにて夕食(ケバブ料理)

20:00 5つ星ホテルにご宿泊

3日目
海峡クルーズ・イスタンブール観光



09:00 ホテル発
イスタンブール観光(イスタンブール海峡クルーズ)
ガラタ橋でサバサンド

イスタンブール観光(ブルーモスク、トプカプ宮殿、競馬場跡、エジプシャンバザールまたはグランドバザール散策)
シーフードレストランにて夕食

21:00 5つ星ホテルにご宿

4日目
トロイ・エーゲ海アイワルク



08:00 ホテル発
専用車にてトロイへ(約310km|約5時間)
チャナッカレに到着後、アジアとヨーロッパを分けるダーダネルス海峡を渡る

ローカルレストランにて昼食(トルコ風ミニハンバーグ・キョフテ)
エーゲ海から吹くマリンブルーの風を感じながらリゾート地アイワルクへ(120km|約2時間)

18:00 5つ星ホテルにご宿泊
ホテルにて夕食

5日目
エフェソス・パムッカレ



08:00 ホテル発
エーゲ海最大の遺跡が残るエフェソスへ(約250km|約4時間)
ローカルレストランにて昼食(シシケバブ)
エフェソス観光
革製品店ショッピング
パムッカレへ(180km|約3時間)

18:30 5つ星温泉ホテルにご宿泊
ホテルにて夕食

6日目
パムッカレ・コンヤ・カッパドキア



08:00 ホテル発
パムッカレ観光(石灰棚、ヒエラポリス遺跡)
古都コンヤヘ(400km|約5.5時間)
途中、ローカルレストランにて昼食(ピデ)
古都コンヤ観光(メブラーナ博物館見学、セリミイェモスク)
カッパドキア地方へ(230km|約3時間)

19:30 洞窟ホテルにご宿泊
ホテルにて夕食

7日目
カッパドキア観光

『オプショナルツアー』カッパドキア早朝熱気球体験



09:00 ホテル発
カッパドキア終日観光(カイマクル地下都市、ギョレメ野外博物館、3姉妹の岩、「キノコ岩」、ラクダ岩
など)
トルコ石店ショッピング
洞窟レストランにて昼食
トルコ絨毯店ショッピング
鳩の谷とウチヒサールの町を一望できる絶景スポットでのティータイム
ギョレメ谷、夕日を浴びると赤く染まるローズバレー入場

17:30 洞窟ホテル到着
ホテルにて夕食

夕食後のひととき(選択可)

① のんびりフリータイム
旅も終盤、お疲れの方は洞窟ホテルでゆっくり
② ベリーダンスショー
ワイン、ビール、ソフトドリンクを片手に、情熱的なベリーダンスショー(料金込み)

8日目
トゥズ湖・アンカラ・国内線移動



08:00 ホテル発
シルクロードを走りトルコで2番目に大きい湖「トゥズ湖」へ(120km|約2時間)
途中、キャラバンサライ、スルタンハン
ローカルレストランにて昼食(牛肉と野菜のトルコ風鉄板焼き・サチカヴルマ)
アンカラへ(150km|約2時間)
アンカラ観光(アンカラ城、アタチュルク廟)
夕食は「チキンケバブのトルコ風ブリトー(ドゥルム)」(BOX)
アンカラ空港へ

空港到着後、日本語ガイドがご帰国便のチェックイン

夕方 アンカラ発, イスタンブール経由にて羽田へ

※ 別紙乗り継ぎ案内に従ってイスタンブールで乗り継ぎ
※ 荷物の受け取りは羽田で

イスタンブール着(乗り継ぎ)

9日目
イスタンブールから帰国

02:00~03:00 イスタンブール発
ターキッシュエアラインズ直行便にて羽田へ(約11時間30分)

19:00~20:00 羽田着

日程を並べるとかなり盛りだくさんに見えますが、実際には日によって旅のテンポが違います。ここからは、移動の負担やホテルのありがたさも含めて、在住者目線でポイントを見ていきます。

日程主な行程在住者目線で見るポイント
1日目羽田からイスタンブールへ夜発・直行便なので、乗り継ぎなしで始められる
2日目イスタンブール到着・旧市街観光朝にホテルで休めるのが大きい
3日目海峡クルーズ・イスタンブール観光初回旅行で見たい王道スポットを濃く回る日
4日目トロイ・アイワルクへここから西部の長距離移動が始まる
5日目エフェソス・パムッカレ満足度の高い遺跡と温泉ホテルを楽しむ日
6日目パムッカレ・コンヤ・カッパドキアこのツアーで最大の移動日
7日目カッパドキア観光2連泊が効いてくる。洞窟ホテル滞在も魅力
8日目トゥズ湖・アンカラ・国内線移動長距離区間を国内線で短縮する日
9日目イスタンブールから帰国アンカラから一気に帰国の便に
直行便で羽田へ帰国

日程表だけを見ると、かなり多くの都市を回る旅に見えるかもしれません。

実際その通りで、トルコを9日間で周遊するなら、移動そのものをゼロにはできません。ただ、このコースは長距離移動をそのまま参加者に背負わせるのではなく、休憩・連泊・ホテル・車両・国内線で負担を和らげる設計になっています。

\ 毎週火・木・土発!4名催行 /
ツアー番号:T9SAH

ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーを在住者目線で解読

ここからは、ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーを、実際に旅をする流れに沿って見ていきます。

パンフレット上では同じ「観光・移動・宿泊」でも、現地で過ごすときの体感は少し違います。
移動が長く感じやすい日、ホテルでしっかり休める日、初めてのトルコなら外したくない観光地がまとまっている日など、トルコ在住者の目線で読み解いていきます。

1日目:羽田からイスタンブールへ|乗り継ぎなしで始められるのは安心

羽田を夜に出発し、ターキッシュ エアラインズの直行便でイスタンブールへ向かいます。

さるぱんちゃん

トルコ航空は、機内食がおいしいと評判の航空会社です。
メインにはトルコらしい料理が出ることもあり、トルコ風ミートボールは人気メニューのひとつです。便によっては希望者が多く、後方の座席では選べない場合も。
日本とイスタンブールを結ぶ長距離路線では、機内食は通常2回提供されます。国際線のため、アルコール類も無料で注文できます。
搭乗後には機内食のメニュー表が配られることがあるので、どんな料理が出るのかを眺めながら、食べてみたいものをあらかじめ決めておくのも旅の楽しみのひとつです。
※機内食の内容や提供回数、ドリンクの扱いは、路線・便・時期によって変わる場合があります。

日本からトルコまでは約12時間。機内泊になるため、到着時点で完全に元気というわけではありませんが、途中で乗り継ぎがないのは大きな安心材料です。

特に、海外旅行に慣れていない人や、海外の空港での乗り継ぎに不安がある人にとっては、最初からイスタンブールまで一直線に行けるのは助かります。

さるぱんちゃん

イスタンブールやトルコを訪れる旅動画を見ていると、乗り継ぎを経てイスタンブール空港に着いた人の第一声は、たいてい「長かった」「疲れた」です。
もちろん経由便が悪いわけではありませんが、日本からトルコへ行くなら、乗り継ぎの待ち時間や空港内の移動も含めて、到着前から体力を使います。

現地で観光を楽しむ時間と体力をできるだけ残すためにも、予算や出発地の条件が合うなら、直行便の利用がおすすめです。
わたしも一時帰国の時は必ず直行便を利用しています。

2日目:イスタンブール到着|朝にホテルへ入れるのはかなり大きい

イスタンブールには早朝に到着し、空港で日本語ガイドと合流後、ホテルへ向かいます。

このツアーの良いところは、到着日にホテル1泊分を追加し、朝から客室を使えるようにしている点です。シャワーを浴びたり、少し横になったり、朝食を取ったりしてから午後の観光へ入れます。

長距離フライトのあとに、そのまま朝から終日観光へ出るツアーもあります。しかし、イスタンブール空港は市街地から距離があり、飛行機を降りてからも移動があります。

さるぱんちゃん

最初にホテルでひと息つけるかどうかは、旅の後半まで元気に動けるかにも地味に効いてきます。

フライトの到着時刻にもよりますが、早朝にイスタンブールへ着いても、観光施設やお店はまだ開いていない時間帯です。空港からそのまま街へ出ても、できることは意外と限られます。
そのため、まずホテルでシャワーを浴びたり、着替えたり、少し横になったりして、体勢を立て直せるのは大きなポイントです。

機内では難しい身支度を落ち着いて済ませられるだけでも、その後に写真を撮ったり、街を歩いたりするときの気分がかなり違うと思います。

午後はアヤソフィア、地下宮殿、スレイマニエ・モスク、イスティクラール通りなどを観光する流れです。

到着日から完全にのんびり、という日程ではありません。ただ、トルコ旅行のスタートとして必要な休憩を入れたうえで、午後から王道スポットを回る形なので、無理に詰め込んだ印象はありません。

3日目:イスタンブール観光|初回旅行で見たい場所を濃く回る日

3日目は、イスタンブール海峡クルーズ、ガラタ橋、ブルーモスク、トプカプ宮殿、競馬場跡、エジプシャンバザールまたはグランドバザールなどを巡る、終日の市内観光です。

さるぱんちゃん

トプカプ宮殿は、建物の外観だけでなく、宮殿内部まで見学できるのが魅力です。

通常の見学エリアでも、スルタンの生活や宮廷の雰囲気を感じられる展示や空間を楽しめます。特に宝物殿では、オスマン帝国のスケールを実感するような、思わず足を止めたくなる品々を見ることができます。

一方で、ハレムは宮殿本体とは別料金・別チケット扱いになることがあるため、個人旅行では「今回は宮殿だけでいいかな」と見送る人も少なくありません。

このツアーではハレムと宝物殿まで見学に含まれているので、初めてトプカプ宮殿を訪れる人にとっては、見どころをきちんと押さえられる内容だと思います。建物を外から眺めるだけでなく、宮廷の暮らしや権力の中心がどんな場所だったのかまで、より立体的に感じられるはずです。

初めてのイスタンブールなら、外しにくい場所がかなり揃っています。

さるぱんちゃん

特にボスポラス海峡クルーズは、入っていてよかったと思うポイントです。
陸から見るイスタンブールも魅力的ですが、海から眺める宮殿、モスク、橋、アジア側とヨーロッパ側の街並みは、また別の印象があります。

イスタンブールは、街を歩くだけでも楽しい場所です。
残念ながらこのツアーは、街に何日も滞在してカフェや雑貨店を巡る旅ではありませんが、トルコ周遊の入口として王道をきちんと押さえる日程です。

かわいいローカル雑貨店をのぞきながら自分のペースで買い物をしたい人や、気になる路地でふらっとカフェに入る時間を大切にしたい人には、少し物足りないかもしれません。

けれど、初めてのトルコで「アヤソフィアもトプカプ宮殿も海峡クルーズも外したくない」という人には、かなり満足度の高い組み方です。

さるぱんちゃん

3日目が終わると、イスタンブールでの観光はひと区切りです。

お土産については、「イスタンブールのほうが価格が高かった」という口コミも見かけます。たしかに地方都市のほうが手頃に感じる品もありますが、かわいい雑貨や少し変わったデザインのもの、選択肢の多さでいえば、やはりイスタンブールのほうが充実しています。
気になるものに出会って一目惚れしたなら、ここで購入しておくのがおすすめです。あとで別の街で同じものを探そうとしても、案外見つからないことがあります。
グランドバザールやエジプシャンバザールでの散策時間をしっかり有効活用するといいと思います(が、きっと時間がない!と思うと思います)。
旅の前半でお買い物をすると荷物が…と思うかもしれませんが、スーツケースを持って公共機関を利用する移動方法ではないので安心です。

また、アヤソフィアやトプカプ宮殿などの主要観光地では、入場券を事前に用意してもらえるため、長いチケット購入列に並ばずに入場できます。列を横目にそのまま進めるのは、正直かなり気持ちがいいです。

見どころをいくつも回るイスタンブールでは、観光を終えるたびに専用車が待っているのも助かります。徒歩や公共交通機関で移動する個人旅行とは違い、限られた滞在時間でも効率よく名所を回れるのは、ツアー参加の大きなメリットです。

4日目:トロイからエーゲ海アイワルクへ|歴史ロマンを感じる移動日

4日目は、イスタンブールからトロイへ向かい、その後はエーゲ海沿いのアイワルクに宿泊します。

ここからトルコ西部の長距離移動が始まりますが、トロイを入れているのは、世界史やギリシャ神話が好きな人にはうれしいところです。

ただし、トロイはエフェソスのように、保存状態のよい巨大な都市遺跡を歩く場所とは少し違います。

さるぱんちゃん

トロイは「すごく派手な遺跡を見る場所」というより、「ここがあのトロイなのか」と、神話や歴史の舞台に立つ感覚を楽しむ場所です。

私も訪れたことがありますが、正直にいうと、圧倒されるほどの感動というよりは「ふーん、ここがトロイか」という静かな印象でした。
復元された木馬の中に入れるので、そこでは少しはしゃいでしまいましたが、遺跡そのものに強い興味がない人なら、「なくてもよかったかも」と感じる可能性はあります。

ただ、この日の移動で目にするダーダネルス海峡の青さは別格です。
思わず息をのむような、美しい景色が広がります。
日本では長い吊り橋を渡ること自体は珍しくありませんが、ここではアジアとヨーロッパを隔てる海峡を渡ります。
ただの移動と思わず、「いま大陸をまたいでいるのだな」と少し思いを馳せると、景色の見え方もひと味違ってくるはずです。

『イリアス』やトロイ戦争、木馬の物語に惹かれる人なら印象に残りやすいと思います。

この日の宿泊地は、エーゲ海沿いのアイワルク。移動日の夜に海辺のリゾートホテルで休めるのは、旅程として良いバランスです。

5日目:エフェソスとパムッカレ|王道遺跡と温泉ホテルを楽しむ日

5日目は、エフェソス遺跡を観光してからパムッカレへ向かいます。

エフェソスは、トルコの遺跡の中でも特に満足度が高い場所のひとつです。大劇場、大理石通り、神殿跡などが残り、古代都市の規模を体感しやすい遺跡です。

トロイが「歴史の物語を想像する場所」なら、エフェソスは「古代都市の大きさを目で見て感じる場所」といった違いがあります。

さるぱんちゃん

私は以前、エフェソス遺跡のあるセルチュクに住んでいました。
初めてエフェソスを訪れたときは、その壮大さに思わず息をのみました。大理石の道や大劇場を歩いていると、古代都市の規模がそのまま残っているようで、トルコ旅行の中でも特に印象に残りやすい場所だと思います。

ただ、このツアーではエフェソス観光が昼食後の予定です。
夏場はここが少し気になるところです。

エフェソスは日陰がほとんどなく、大理石の照り返しも強いため、午後になるとかなり暑く感じます。
できれば午前中に見学したい遺跡なので、ここは在住者目線であえて気になる点として挙げておきます。

帽子やサングラスはもちろん、夏場は特に日傘や飲み物など、紫外線と暑さへの対策はしっかりしておきたいところです。

もう一つだけ言うなら、せっかく専用車でセルチュク周辺まで来るなら、聖母マリアの家も行程に入っていたらさらに良かったなと思います。
聖母マリアの家は市街地から少し離れた山あいにあり、個人で公共交通機関だけを使って行くにはやや行きにくい場所です。
だからこそ、専用車で回れるツアーならなおさら組み込まれていたらうれしかった、というのが正直なところです。

もちろん時間には限りがありますし、ツアーでは革製品店などへの立ち寄りも含まれるため、すべてを回るのは難しいのでしょう。
それでも、エフェソスと合わせて訪れると印象に残りやすい場所なので、少しだけ惜しい気持ちはあります。

その後はパムッカレへ移動し、温泉スパ付きホテルに宿泊します。

トルコ周遊では、観光地そのものだけでなく、どこで疲れをリセットできるかも大事です。旅の中盤で温泉ホテルに泊まれるのは、単にホテルが豪華というより、翌日の長距離移動に向けて体を整えられる意味があります。

温泉プールを利用したい場合は、水着と水泳帽が必要になるため、忘れずに準備しておきましょう。

6日目:パムッカレからコンヤ、カッパドキアへ|このツアー最大の移動日

このツアーで、いちばん体力面を意識したいのは6日目です。

朝にパムッカレとヒエラポリス遺跡を観光したあと、コンヤまで約5時間半。コンヤ観光をしてから、さらにカッパドキアまで約3時間かけて移動します。

途中で昼食や観光は入るものの、移動時間だけを見ると長い1日です。

さるぱんちゃん

1人2席のバスで、長距離移動中は1.5〜2時間ごとを目安に休憩が入る予定です。それでも、移動そのものが短いわけではありません。

長時間バスに乗るのがかなり苦手な人は、この日程を見ておいたほうがいいと思います。

ただし、トルコを西から中央部へ横断する以上、この移動を完全に避けるのは難しいところです。そのうえで、ターキッシュエア&トラベルはバスを1人2席で使い、カッパドキアで2連泊するように組んでいます。

つまり、この日は少し頑張る日ではあるけれど、翌日もまた早朝から別の都市へ出発するような、ただの詰め込み日程ではありません。

夜に洞窟ホテルへ到着したら、ここからカッパドキアで2連泊です。

さるぱんちゃん

予定では、カッパドキアのホテルには午後7時30分頃に到着します。道路状況などで前後することはあると思いますが、旅程としてはかなり理想的な時間帯です。

カッパドキアの洞窟ホテルは、曲線を描く通路や階段が多く、場所によっては足元が見えにくいこともあります。あまり遅い時間に着くと、ホテルの中を移動するだけでも少し気を使います。

また、翌朝に熱気球ツアーへ参加するなら、早起きに備えてできるだけ早く休みたいところです。旅の中盤で疲れもたまっている頃なので、夕食後に落ち着いて部屋へ入り、しっかり眠れる時間が確保されているのはよく考えられたスケジュールだと思います。

気球に乗った翌日も、カッパドキアでは地下都市や岩場、谷などを歩いて巡ります。道は平坦ではなく、思った以上に足を使うため、前日は無理をせず休んでおくのがおすすめです。

7日目:カッパドキア|2連泊だからこそ楽しめる観光内容

7日目は、カイマクル地下都市、ギョレメ野外博物館、パシャバウ、デルベント、ウチヒサール、鳩の谷、ローズバレーなど、カッパドキアの見どころを1日かけて回ります。

カッパドキアは、1か所の名所だけを見る場所ではありません。

地下都市、岩窟教会、奇岩群、谷の景色、夕景と、見どころの種類がかなり違います。だからこそ、洞窟ホテルに2連泊しながら終日観光するこの組み方は、満足度につながりやすいと思います。

熱気球は別料金ですが、事前申込みが可能です。ただし、悪天候によって中止になることもあるため、「気球に乗れたら最高」くらいに考えておくのがおすすめです。

地上観光や洞窟ホテルの滞在もしっかり入っているので、気球が飛ばなかったとしても、カッパドキア旅行そのものが空振りになりにくい内容です。

なお、この日はトルコ石店と絨毯店への立ち寄りがあります。

さるぱんちゃん

品質保証や日本でのアフターケアがある商品を見たい人には安心材料ですが、買い物より観光や自由時間を優先したい人にとっては、少し長く感じるかもしれません。

品質保証や日本でのアフターケアがある商品を見たい人には安心材料ですが、買い物より観光や自由時間を優先したい人にとっては、少し長く感じるかもしれません。

トルコ周遊ツアーでは珍しい流れではないので、「買うかどうかは別として、見学時間はある」とあらかじめ理解しておくと、現地で気持ちよく参加しやすいと思います。

8日目:トゥズ湖・アンカラから帰国へ|国内線を使うのがかなり現実的

8日目は、カッパドキアからトゥズ湖、キャラバンサライ、アンカラを経て、アンカラ空港からイスタンブールへ向かいます。

アンカラではアタチュルク廟やアンカラ城を観光します。イスタンブールやカッパドキアほど華やかな観光地ではありませんが、近代トルコの歴史を知るうえでアタチュルク廟を入れているのは意味のある組み方です。

そして、この日の評価ポイントは、アンカラからイスタンブールまでを国内線で移動することです。

アンカラからイスタンブールまでは約500kmあり、バスなら6時間以上かかる区間です。旅の終盤にこれをバスで戻らず、国内線を使っているのはかなり現実的だと思います。

トルコは地図で見るよりずっと広く、国内の500kmは軽く見ないほうがいい距離です。

最後に長時間バスを追加しないだけでも、旅の疲れ方は違います。

さるぱんちゃん

アンカラからイスタンブールへ向かう国内線に乗ると、実質的には帰国までの移動が始まります。
アンカラで預けた荷物は、イスタンブールで受け取り直す必要がなく、そのまま羽田で受け取れるのが楽なところです。旅の終盤にスーツケースを引き取って再度預ける手間がないだけでも、かなり気持ちが違います。
イスタンブール行きの国内線でも、サンドイッチと飲み物が配られることがあります。ただし飛行時間は短いため、機内で落ち着いて食べるというよりは、急いで食べるか、あとで食べられるようにバッグへ入れておくか、という感じになるかもしれません。
イスタンブール空港では、乗り継ぎ時間にレストランで食事を取ることもできます。お土産店にもトルコらしい素敵な品が並んでいます。
ただし、空港価格はやはり空港価格です。食事もお土産も市内より高めなので、「最後に何か買おう」と考えている場合は、時間と予算を少し多めに見ておくと安心です。

9日目:イスタンブールから羽田へ

アンカラからイスタンブールへ移動した時点で、観光を終えて帰国モードに切り替わる流れです。

さるぱんちゃん

海外旅行に慣れていない人にとっては、ここが旅の最後の難所に感じるかもしれません。

アンカラから到着したあと、イスタンブールで国際線へ乗り継ぐ際には、パスポートコントロールを通過します。
帰国前とはいえ、広い空港の中で案内表示を見ながら進み、係員の前に立つ場面は、初めての人なら少しドキドキすると思います。
係員から何か質問される可能性もありますが、私自身はこれまでトルコのパスポートコントロールで英語の質問を受けたことはありません。

とはいえ、その場で何を聞かれるのか分からない不安はあるでしょう。
ターキッシュエア&トラベルでは、別紙で乗り継ぎ案内が用意されています。

海外旅行では、行きより帰りのほうが疲れを感じることもあります。トルコをここまで周遊したあとに、最後まで慌ただしく観光を入れないのは、旅程として悪くありません。

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ツアー番号:T9SAH

在住者目線で見た、このツアーの良さ

このツアーの良さは、トルコの代表的な観光地を網羅していることだけではありません。

到着日にホテルで休める

早朝到着後、そのまま観光へ入らず、朝から客室を使えるようにしているのは、長距離フライト後の旅程としてかなりありがたい配慮です。

バスを1人2席で使える

トルコ周遊では長距離バス移動を完全には避けられません。そのため、隣の席まで使えることは、思っている以上に快適さにつながります。

朝晩の時間に、ある程度のゆとりがある

全体を通して見ると、早朝出発が続くような無理な組み方ではなく、夜も極端に遅くなりにくい日程です。

もちろん、ホテルを8時頃に出発する日であれば、朝食を取り、身支度をして、荷物をまとめてとなるため、朝をのんびり過ごせるわけではありません。

それでも、観光を終えてホテルに着いたあと、毎晩すぐ寝るだけになるほど遅くないのは大きな良さだと思います。

旅の中盤以降は、移動や観光でそれなりに疲れがたまってくる頃です。ホテルのプールやスパでひと息ついたり、家族に連絡したり、撮った写真を見返したり、SNSに旅の記録を残したりする時間があるだけでも、旅の満足度はかなり違います。

観光地を一つでも多く詰め込む旅ではなく、ホテルに戻ってから気持ちを整える時間まで考えられている。そこも、このツアーが快適に感じられそうな理由のひとつです。

ホテルの役割が、ただの宿泊ではない

アイワルクではエーゲ海沿いのリゾートホテル、パムッカレでは温泉スパ付きホテル、カッパドキアでは洞窟ホテルに泊まります。

移動と観光の合間に「その土地らしいホテルで休める」ことが、このツアーの満足度を上げていると思います。

カッパドキアとイスタンブールで2連泊できる

毎日ホテルを移動する旅ではないため、荷造りの回数が減ります。特にカッパドキアは、洞窟ホテルに2泊するからこそ、観光地を急いで通り過ぎるだけではない滞在になります。

国内線で、最後の長距離区間を短縮している

アンカラからイスタンブールまでをバスで戻らない判断は、トルコの距離感、帰国への手段を考えるととても合理的です。

さるぱんちゃん

もちろんイスタンブール観光で主要スポットの入場券を事前に手配してもらえたり、空港送迎が付いていたりするのはもちろん安心です。

食事内容にも、トルコらしいものがきちんと入っているのがいいなと思いました。サバサンドはもちろん、最近はサバラップも人気ですが、トルコではぜひパンそのもののおいしさも味わってみてほしいです。
小麦の風味がしっかりしていて、外は香ばしく、中はふんわり。
具材だけでなく、「このパン、おいしいな」と感じる瞬間も、トルコ旅行らしい楽しみのひとつです。

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ターキッシュエア&トラベル自体の評判や、ほかのツアーの特徴、申し込み前に確認したいポイントは、こちらの記事で詳しくまとめています。

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このツアーが向いている人

  • 初めてのトルコで、イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、エフェソスなどの王道を一度に見たい人
  • 自分で国内線、長距離バス、ホテル、都市間移動を組むのが不安な人
  • 観光だけでなく、洞窟ホテル、温泉ホテル、エーゲ海沿いのホテルにも泊まりたい人
  • 長距離移動はあっても、少人数・1人2席バス・連泊などの配慮があるツアーを選びたい人
  • 日本語ガイドのサポートを受けながら、初めてのトルコを安心して回りたい人

このツアーが少し合わないかもしれない人

  • イスタンブールで、かわいい雑貨店やローカルブランドの店を見ながら、自分のペースでショッピングを楽しみたい人
  • 観光名所を効率よく回るより、路地裏のカフェや地元の人が通うロカンタで食事をして、その街の日常に触れたい人
  • イスタンブールのアジア側へフェリーで渡ったり、気になる地区を時間をかけて歩いたりする旅がしたい人
  • 夜のバーやクラブ、深夜までにぎわう街歩きなど、旅先のナイトライフも積極的に楽しみたい人
  • 長距離バス移動が苦手で、移動日にもゆったり過ごしたい人
  • 予定を決めず、その日の気分で食事や観光を選ぶ自由旅行が好きな人

このツアーは、自由時間たっぷりの個人旅行とは目的が違います。

「偶然見つけた店に入る」
「地元のロカンタで今日の煮込み料理を選ぶ」
「気になる地区に半日いてみる」
といった旅をしたい人は、イスタンブール滞在型の個人旅行や、現地でのオーダーメイド旅行のほうが満足しやすいでしょう。

まとめ|大変な部分はあるが、王道をいい感じに押さえたツアー

ターキッシュエア&トラベルの9日間ツアーは、移動がまったくない、ゆったり自由時間ばかりの旅ではありません。

特に、パムッカレからコンヤを経てカッパドキアへ向かう6日目は、参加前に理解しておきたい最大の移動日です。

それでも、トルコの代表的な世界遺産と人気都市を9日間で回る前提なら、かなりよく考えられた日程だと感じます。

到着日のホテル休憩、1人2席のバス、温泉スパ付きホテル、洞窟ホテルでの2連泊、アンカラからイスタンブールへの国内線移動など、疲れやすい部分にきちんと配慮があります。

初めてのトルコで、イスタンブールもカッパドキアもパムッカレも見たい。けれど、自分で広いトルコを乗り継いで回るのは少し不安。

そんな人にとっては、王道を外さず、快適さにも手を入れた、人気の理由がわかる周遊ツアーだと思いました。

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この記事を書いた人

さるぱんちゃんのアバター さるぱんちゃん トルコびいきの旅ノート管理人

広島県出身。アメリカで約20年暮らしたあと、2017年からトルコに移住。トルコ人の夫と暮らしながら、イスタンブールをはじめとする観光地、地方都市、世界遺産、市場、食文化、日々の暮らしなどを取材・発信中。

初めてトルコを訪れる前、「行ってみたい気持ちと、少し身構えてしまう気持ち」が同居する感覚に、英語の apprehensive(これから起きることに対して、不安や心配を感じているという意味)という言葉が重なった経験を持つ。

旅行者としての不安を置き去りにせず、現地で暮らす中で得た実感も交えながら、初めてのトルコ旅行に役立つ情報を発信。

市場、朝ごはん、地方都市、見慣れない食材を見ることが趣味。旅先では観光地だけでなく、スーパーや食料品売り場ものぞくタイプ。世界遺産検定保持者。

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