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カッパドキアのグリーンツアーは自力で回れる?見どころ・料金・行き方を解説

カッパドキアの観光で人気の「グリーンツアー」。

巨大な地下都市、緑豊かな渓谷、岩山をくり抜いた修道院など、カッパドキア南部の見どころを1日で巡る現地ツアーです。

しかし、旅行を計画していると、こんな疑問も出てくるのではないでしょうか。

グリーンツアーは自力でも回れる?

レンタカーなしでも行ける?

現地ツアーに参加したほうがお得?

結論からいうと、グリーンツアーはレンタカーなら自力で回れますが、公共交通機関だけで全行程を日帰りで再現するのは、ほぼ不可能に近い難しさです。

というのも、観光スポットが広い範囲に点在しているうえ、ウフララ渓谷ではハイキング後の移動手段まで考えなければならないからです。

この記事では、グリーンツアーの見どころや料金、自力で回る方法を詳しく解説します。

目次

カッパドキアのグリーンツアーとは?レッドツアーとの違い

カッパドキアのグリーンツアーは、ギョレメを起点に南部から南西部の観光スポットを巡る日帰りツアーです。

奇岩が連なる風景だけでなく、地下都市や岩窟修道院、渓谷のハイキングなど、カッパドキアの歴史と自然を幅広く楽しめるのが特徴です。

グリーンツアーの主な観光ルート

一般的なグリーンツアーでは、次のようなスポットを巡ります。

観光スポット主な見どころ
ギョレメパノラマカッパドキアの奇岩風景
鳩の谷鳩小屋が掘られた岩壁と渓谷
デリンクユ地下都市地下に広がる巨大な生活空間
ウフララ渓谷川沿いのハイキングと岩窟教会
セリメ修道院巨大な岩山を利用した修道院

立ち寄り先や順番は催行会社によって異なります。

なかでも、デリンクユ地下都市・ウフララ渓谷・セリメ修道院の3か所が、グリーンツアーを代表する見どころです。

レッドツアーとグリーンツアーの違い

カッパドキア観光では、グリーンツアーと並んでレッドツアーも人気があります。

比較項目レッドツアーグリーンツアー
主な観光エリアギョレメ周辺・北部南部・南西部
代表的な見どころギョレメ野外博物館、パシャバー、デヴレントの谷など地下都市、ウフララ渓谷、セリメ修道院など
観光の特徴奇岩・岩窟教会・町並み地下都市・渓谷・ハイキング
所要時間の目安約6〜8時間約8〜9時間
自力観光の難易度比較的再現しやすい移動手段の確保が重要

レッドツアーはギョレメ周辺に見どころが比較的集中しており、観光地を選べば自力で回ることも十分可能です。一方、グリーンツアーは移動距離が長く、公共交通機関だけでは効率よく観光するのが難しくなります。

どちらに参加するか迷っている方は、訪問先と観光スタイルの違いから選ぶとよいでしょう。

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グリーンツアーの所要時間は約8〜9時間

グリーンツアーは、朝にホテルを出発して夕方に戻る、ほぼ1日がかりの観光です。

地下都市の見学に加え、ウフララ渓谷ではハイキングも行うため、車での移動時間だけでなく、歩く時間も含まれます。

短時間で観光スポットを巡るツアーというより、カッパドキア南部をじっくり体験する日帰り旅行と考えるとよいでしょう。

グリーンツアーの見どころと主な観光スポット

グリーンツアーの魅力は、気球やキノコ岩のイメージとは異なるカッパドキアの姿に出会えることです。

地上の奇岩風景から地下都市、そして緑の渓谷へ。

同じカッパドキアでも、訪れる場所によって景色が大きく変わります。

デリンクユ地下都市|地下に広がる巨大な生活空間

デリンクユ地下都市(Derinkuyu Yeraltı Şehri)は、カッパドキアを代表する地下都市のひとつです。

地下8層にわたる構造を持ち、かつての人々が生活し、外敵から身を守るために利用した空間が残されています。

内部には、食料の貯蔵場所、礼拝に関係する空間、換気設備などがあり、単なる洞窟ではなく、地下に生活機能を備えた施設だったことがわかります。

細い通路や階段を通りながら地下へ進むと、地上のカッパドキアとはまったく違う世界が広がります。

歴史を知らずに見学しても迫力がありますが、それぞれの空間がどのように使われていたのか、ガイドの説明を聞くことで理解が深まる場所です。

なお、地下都市には狭い通路や天井の低い場所があるため、閉所が苦手な方は注意してください。

ウフララ渓谷|川沿いを歩く緑豊かなカッパドキア

ウフララ渓谷(Ihlara Vadisi)は、アクサライ県に位置する全長約14kmの渓谷です。

火山活動によって形成された地形をメレンディズ川が長い年月をかけて削り、深い谷をつくりました。

カッパドキアというと乾燥した大地や奇岩を思い浮かべますが、ウフララ渓谷には川が流れ、木々が茂る緑豊かな風景が広がっています。

さらに、渓谷の岩壁には初期キリスト教時代からの岩窟教会が点在し、現在もフレスコ画が残る教会があります。

自然の中を歩くだけでなく、カッパドキアの宗教史にも触れられる場所です。

グリーンツアーでは、通常、渓谷の一部を約1時間かけてハイキングします。

なお、ウフララ渓谷には複数の入口と散策ルートがあり、すべてのツアーが同じ区間を歩くわけではありません。

さるぱんちゃん

現地ツアーによっては「イフララ渓谷」と表記されることも。
これはトルコ語の I(ウ)をアイとして読み取ったからです。
トルコ語に近いのはウフララです。

セリメ修道院|岩山をくり抜いた巨大な修道院

セリメ修道院(Selime Manastırı)は、ウフララ渓谷の北西側に位置する岩窟修道院です。

大きな岩山の内部をくり抜くようにして造られ、教会や礼拝堂、厨房、生活空間などが残されています。

小さな洞窟が並んでいるというより、岩山そのものが巨大な建築物になっているような景観です。

内部には広い空間もあり、かつて人々がここで共同生活を送っていたことがうかがえます。

セリメ修道院では、岩の斜面や段差を上り下りしながら見学するため、歩きやすい靴が欠かせません。

地下へ潜るデリンクユ地下都市とは対照的に、こちらは岩山を上りながら歴史に触れる観光スポットです。

鳩の谷・ギョレメパノラマ|カッパドキアらしい絶景

グリーンツアーでは、地下都市や渓谷だけでなく、ギョレメ周辺の展望スポットに立ち寄ることもあります。

鳩の谷(Pigeon Valley)は、岩壁に数多くの鳩小屋が掘られていることで知られる渓谷です。

かつて鳩の糞は農業用の肥料として利用され、鳩の飼育は地域の暮らしと深く結びついていました。

ギョレメパノラマでは、カッパドキア特有の地形を一望できます。

こうした展望スポットは比較的訪れやすいため、自力で観光することも可能です。

一方、地下都市やウフララ渓谷などの南部エリアは、移動手段を考えておく必要があります。

グリーンツアーは自力で回れる?3つの移動手段を比較

グリーンツアーの観光スポットは、現地ツアーに参加しなければ入れない場所ではありません。自力で訪問することも可能です。

ただし、問題になるのが観光スポット間の移動距離です。

まずは、ギョレメからデリンクユ地下都市、ウフララ渓谷、セリメ修道院を巡るルートを地図で確認してみましょう。

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この記事を書いた人

さるぱんちゃんのアバター さるぱんちゃん トルコびいきの旅ノート管理人

広島県出身。アメリカで約20年暮らしたあと、2017年からトルコに移住。トルコ人の夫と暮らしながら、イスタンブールをはじめとする観光地、地方都市、世界遺産、市場、食文化、日々の暮らしなどを取材・発信中。

初めてトルコを訪れる前、「行ってみたい気持ちと、少し身構えてしまう気持ち」が同居する感覚に、英語の apprehensive(これから起きることに対して、不安や心配を感じているという意味)という言葉が重なった経験を持つ。

旅行者としての不安を置き去りにせず、現地で暮らす中で得た実感も交えながら、初めてのトルコ旅行に役立つ情報を発信。

市場、朝ごはん、地方都市、見慣れない食材を見ることが趣味。旅先では観光地だけでなく、スーパーや食料品売り場ものぞくタイプ。世界遺産検定保持者。

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