クラブツーリズムには、ANAの羽田〜イスタンブール往復直行便を利用してトルコを11日間で周遊するツアーがあります。
カッパドキアでは洞窟ホテルに2連泊。
さらにイスタンブールでは、オリエント急行の乗客を迎えるために建てられた老舗ホテル「ペラパレス・ホテル」に連泊します。
トロイ、エフェソス、パムッカレ、カッパドキア、イスタンブールと、トルコの代表的な世界遺産を巡りながら、アンカラ〜イスタンブール間では高速鉄道YHTにも乗車。
かなり盛りだくさんのトルコツアーです。
ただし、このツアー。
どの出発日を選んでも、同じ11日間の日程ではありません。
特に大きく変わるのが、2027年3月出発までと、2027年4月出発以降。
ペラパレス・ホテルの連泊数からカッパドキアの観光時間、宿泊する都市、訪れる世界遺産まで変わります。
そこでこの記事では、クラブツーリズムの「トルコ・グランド周遊11日間」(コース番号Y2601)について、出発時期によって何が違うのかを比較してみます。
「トルコ・グランド周遊11日間」(コース番号Y2601)
クラブツーリズムのトルコツアーは出発日で何が違う?

まず、大きな違いだけを並べてみます。
| 比較ポイント | 2027年3月出発まで | 2027年4月出発以降 |
|---|---|---|
| ペラパレス・ホテル | 3連泊 | 2連泊 |
| カッパドキア観光 | 約1日 | 約1日半 |
| カッパドキア洞窟ホテル | 2連泊 | 2連泊 |
| ハットゥシャシュ | 観光あり | なし |
| 世界遺産 | 6か所 | 5か所 |
| コンヤ | 観光後カッパドキアへ | コンヤ泊 |
| YHT | 7日目 | 8日目 |
| 食事 | 24回 | 26回 |
大枠を見ると同じ11日間のトルコ周遊ツアーですが、並べてみると意外と違います。
では、特に大きな違いから見ていきましょう。
大きな違い① ペラパレスホテルが3連泊から2連泊へ
まず目につくのが、イスタンブールで宿泊するペラパレス・ホテルの連泊数です。
2027年3月出発までは3連泊。
2027年4月出発以降は2連泊になります。
ペラパレス・ホテル(Pera Palace Hotel)は、1892年創業のイスタンブールを代表する老舗ホテルです。
ヨーロッパからイスタンブールまで走った豪華列車「オリエント急行」の乗客を迎えるために建てられたホテルで、小説家アガサ・クリスティとのゆかりでも知られています。
クラブツーリズムでは、金角湾を望むデラックスルームを利用。
ホテルは新市街側にあり、イスティクラル通りまでは約200m、ガラタ塔までも約800mと、周辺を歩いて楽しみやすい場所です。
「トルコツアーでは毎日のようにホテルを移動する」というイメージがあるかもしれませんが、旅の後半に同じホテルへ連泊できるのはうれしいところ。
ただし、3連泊になるのは2027年3月出発までです。
4月以降もペラパレスには泊まりますが、2連泊に変わります。

大きな違い② カッパドキア観光が約1日から約1日半へ

一方、2027年4月出発以降に長くなるのがカッパドキア観光です。
クラブツーリズムの案内でも、2027年4月以降はカッパドキア観光を「約1日半」としています。
2027年3月までは、5日目に、
- ギョレメ野外博物館
- カイマクル地下都市
- 3姉妹の岩
- ラクダ岩
- ラブバレー
- 4WDでの奇岩ドライブ
などを観光します。
2027年4月以降は、5日目にコンヤからカッパドキアへ入り、
- ギョレメ野外博物館
- ギョレメの谷
- ウチヒサール
- 鳩の谷
などを観光。
さらに翌6日目にもカイマクル地下都市や4WDでの奇岩ドライブが組まれています。
つまり、洞窟ホテル2連泊はどちらも同じですが、4月以降はカッパドキア観光を2日に分けて楽しむ日程になっています。
カッパドキアの気球観賞も出発月で内容が変わる
カッパドキアといえば、空いっぱいに浮かぶ気球を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
このツアーでは、気球に「乗る」のではなく、離陸場所から気球が飛び立つ様子を見るプランがあります。

2027年3月までの日程では、7〜9月出発限定で、希望者は気球の離陸場所に用意された特別席から、準備作業から飛び立つところまで見学できます。チャイとお菓子付きです。
11月〜2027年3月出発では、同じ内容が15,000円のオプショナルツアーとして設定されています。
2027年4月出発以降も、気球観賞は15,000円のオプショナルツアーとして設定されています。
なお、現在掲載されている日程表では10月出発について気球観賞の扱いが明記されていないため、該当する出発日を検討する場合は日程表を確認してください。
※いずれも天候などにより気球が飛ばない場合があります。
大きな違い③ ハットゥシャシュ観光は2027年3月出発まで

2027年3月出発までは、カッパドキアを出たあとにハットゥシャシュ遺跡とヤズルカヤ遺跡を訪れます。
ハットゥシャシュは、紀元前にアナトリアで勢力を広げたヒッタイト帝国の都。
現在は世界遺産にも登録されています。
カッパドキアやエフェソスほど日本では名前を聞く機会が多くないかもしれませんが、トルコの古代史を代表する遺跡のひとつです。
2027年3月出発までは、
- トロイ
- エフェソス
- パムッカレ・ヒエラポリス
- カッパドキアの岩窟群とギョレメ国立公園
- ハットゥシャシュ
- イスタンブール歴史地区
と6つの世界遺産を巡ります。
2027年4月以降はハットゥシャシュを訪れないため、世界遺産は5か所になります。
大きな違い④ 2027年4月以降はコンヤに宿泊

もうひとつ大きく変わるのが、4日目の宿泊地です。
どちらの日程でも、パムッカレ観光のあと約410km移動してコンヤへ向かい、メヴラーナ博物館やカラタイ神学校を観光します。
ここまでは同じ。
その後が変わります。
| 出発時期 | コンヤ観光後の日程 |
|---|---|
| 2027年3月出発まで | 4日目:コンヤ観光後、約230km・約4時間移動してカッパドキアへ。その日のうちに洞窟ホテル泊 |
| 2027年4月出発以降 | 4日目:コンヤ観光後、そのままコンヤに宿泊。カッパドキアへ向かうのは翌5日目 |
となります。
3月まではコンヤ観光後、その日のうちにカッパドキアまで移動しますが、4月以降はコンヤで1泊。
翌朝、カッパドキアへ向かいます。
「トルコ・グランド周遊11日間」(コース番号Y2601)
関連記事
2027年3月出発までの日程をわたしなりに読み解いてみました。
▶︎ 老舗ホテル・ペラパレスに3連泊|クラブツーリズムのトルコツアー11日間を検証

ANA直行便のトルコツアー11日間|実際の日程を比較

ここまで大きな違いを見てきました。
では実際の11日間では、どこから日程が変わってくるのでしょうか。
順番に見てみましょう。
1〜3日目|ANA羽田発の直行便からエフェソスまではほぼ共通

1日目は羽田空港からANA直行便でイスタンブールへ。
所要時間は約13時間10分〜50分。
イスタンブール到着後はチャナッカレ方面へ向かい、1日目はチャナッカレに宿泊します。
2日目は世界遺産トロイ遺跡を観光。
さらにアジア大陸最西端の町ババカレにも立ち寄り、エデレミットへ向かいます。
3日目はエフェソスへ。
世界遺産エフェソス遺跡を観光したあと、パムッカレへ移動し、温泉プール付きホテルに宿泊します。
ここまでは、2027年3月までと4月以降で大きな違いはありません。
4日目|パムッカレからコンヤへ、その後の宿泊地が違う

4日目は世界遺産パムッカレ観光からスタートします。
ヒエラポリス遺跡と石灰棚を見学し、途中は電動カートも利用。
その後、約410km離れたコンヤへ向かいます。
コンヤでは、旋回舞踊で知られるメヴレヴィー教団ゆかりのメヴラーナ博物館などを観光します。
2027年3月までは、ここからさらに約230km移動してカッパドキアへ。
この日のうちに洞窟ホテルへ入り、2連泊が始まります。
一方、2027年4月以降はコンヤで宿泊。
カッパドキアへ向かうのは翌日です。
5日目|カッパドキア観光の組み方が大きく変わる

2027年3月出発までは、5日目をほぼ丸ごとカッパドキア観光に使います。
ギョレメ野外博物館、カイマクル地下都市を見学し、午後は4WDに乗って3姉妹の岩、ラクダ岩、ラブバレーなどへ。
そしてもう1泊、同じ洞窟ホテルに宿泊します。
2027年4月以降は、5日目の朝にコンヤを出発。
途中、かつての隊商宿であるケルバンサライにも立ち寄り、カッパドキアへ向かいます。
到着後はギョレメ野外博物館、ギョレメの谷、ウチヒサール、鳩の谷などを観光し、この日から洞窟ホテルに2連泊します。
6日目|ハットゥシャシュへ行くか、カッパドキアをもう1日観光するか
6日目は、2つの日程の違いがもっとも分かりやすく出ます。
| 出発時期 | 6日目の主な日程 |
|---|---|
| 2027年3月出発まで | カッパドキアを出発し、約240km移動してボアズカレへ。ハットゥシャシュ遺跡とヤズルカヤ遺跡を観光後、さらに約210km移動してアンカラ泊 |
| 2027年4月出発以降 | この日もカッパドキア観光。カイマクル地下都市を見学し、昼食後は4WDで奇岩地帯を巡る。カッパドキアの洞窟ホテルにもう1泊 |
2027年3月出発までは、6日目にカッパドキアを離れてハットゥシャシュへ向かいます。
一方、2027年4月出発以降は、この日もカッパドキアに滞在。
つまり4月以降は、5日目と6日目の2日間に分けてカッパドキアを観光する日程になっています。
7〜8日目|高速鉄道YHTに乗る日も1日ずれる
アンカラからイスタンブールへの移動には、どちらの日程でもトルコ国鉄の高速鉄道YHTを利用します。
違うのは、YHTに乗る日と、その前後の日程です。
| 出発時期 | YHT乗車日 | その日の主な日程 |
|---|---|---|
| 2027年3月出発まで | 7日目 | 朝、アンカラ駅からYHTでイスタンブールへ。到着後はアジア側のチャムルジャモスクやカドゥキョイを観光し、ペラパレス・ホテル3連泊がスタート |
| 2027年4月出発以降 | 8日目 | 7日目はカッパドキアからアンカラへ移動し、アナトリア文明博物館やアタチュルク廟を観光してアンカラ泊。翌8日目にYHTでイスタンブールへ向かい、アジア側を観光後、ペラパレス・ホテル2連泊がスタート |
2027年4月以降はカッパドキアで過ごす時間が長くなるため、アンカラ到着とYHT乗車がそれぞれ1日後ろになります。
YHTでイスタンブールへ到着したあとは、どちらの日程もアジア側を観光してからペラパレス・ホテルへ向かいます。
イスタンブール観光|ペラパレス3連泊と2連泊では過ごし方も変わる

2027年3月出発までは、7日目にイスタンブールへ到着してペラパレスへ。
8日目はブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿、ヒッポドローム、エジプシャンバザールなど旧市街を終日観光します。
9日目は終日自由行動。
ペラパレスに3連泊するだけでなく、その途中に丸1日の自由時間が入るのが特徴です。
一方、2027年4月以降は8日目にイスタンブールへ到着し、ペラパレスへ2連泊。
その後のイスタンブール観光も組み方が変わります。
つまり、今回の変更は単純に「ホテルが3泊から2泊になった」というだけではなく、トルコ周遊全体の日程が1日ずつ組み替えられていることが分かります。
「トルコ・グランド周遊11日間」(コース番号Y2601)
出発日が違っても共通するクラブツーリズムのトルコツアーの特徴
ここまで違いを中心に見てきましたが、もちろん共通している部分もあります。
このツアーは出発時期が違っても、
- ANA羽田〜イスタンブール往復直行便
- 9泊11日
- 添乗員同行
- 1〜10日目はガイド歴10年以上の現地日本語ガイドも同行
- トロイ観光
- エフェソス観光
- パムッカレ観光
- カッパドキアの洞窟ホテル2連泊
- カッパドキアで4WD体験
- アンカラ〜イスタンブール間は高速鉄道YHTを利用
- イスタンブールではペラパレス・ホテルに連泊
というツアーの大きな骨格は共通しています。
また、クラブツーリズムの「プレミアムステージ」に設定されており、1〜10日目はトイレ付きバスを利用。
パムッカレでは途中電動カートを使い、カッパドキアでは大型バスでは入りにくい場所を4WDで巡るなど、長距離を周遊するトルコツアーならではの移動にも工夫されています。
「トルコ・グランド周遊11日間」(コース番号Y2601)
まとめ|クラブツーリズムのトルコツアーは申し込む出発日の日程まで確認
クラブツーリズムの「トルコ・グランド周遊11日間」は、ANAの羽田〜イスタンブール往復直行便を利用し、カッパドキアの洞窟ホテルやイスタンブールの老舗ペラパレス・ホテルに連泊するトルコツアーです。
ただし、同じ11日間でも出発時期によって日程は変わります。
2027年3月出発までは、ペラパレス3連泊+ハットゥシャシュを含む世界遺産6か所。
2027年4月出発以降は、ペラパレス2連泊+コンヤ泊+カッパドキア約1日半の日程になります。
さらにカッパドキアの気球観賞についても、出発月によってツアーに含まれる場合とオプショナルツアーになる場合があります。
「同じツアーだから、あとは出発できる日を選ぶだけ」と思ってしまいそうですが、日程表まで見てみると内容は意外と違います。
クラブツーリズムのトルコツアーを検討するときは、自分が申し込む出発日の旅行日程まで確認してみてください。
『ANA往復直行便(羽田~イスタンブール間)/トルコ・グランド周遊11日間』
<プレミアムステージ>








